日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

映画「夕凪の街 桜の国」

2019-03-16 | 趣味・遊び
先々週見た映画「夕凪の街 桜の国」

    

セシオンでの無料映画会に申し込んでいた。

何かと気忙しい中、どんな映画かも考えずに見てしまった。
2007年制作 佐々部清監督作品
こうの史代さんの漫画を原作として(お試し読み)制作された映画。

始まってから「虚」をつかれた
見た日が3月9日、2日後は東北大新裁の年目の日
その上ここ数年大災害続きの日本
自然災害ならぬ人災被害の原爆は頭から抜けていた。

すっかり忘れていたのではないけれど
心の準備が無いまま、見るのには葛藤があった。

原爆投下から10年後のささやかな暮らしに現れた悲劇
40年後に続く悲劇
東京から広島へ旅をする老人(堺正章)
後を追う孫娘(田中麗奈)と友達
広島の旅の意味を知り、母親の悲劇とルーツを知る。

貧しいその日暮らしの戦後から豊かになった現代に置いても
悲劇の萌芽は続いていた。

『ストーリー
 広島市への原爆投下から10年後、40年後、60年後を舞台に、
 ほのぼのした戦後の日常生活の中にふとよぎる原爆投下の光景や、
 心の中に残る生き残ったことの負い目、いつまでも消えない後遺症へ
 の恐怖と周囲からの偏見などをリアリティ豊かに描く』(wikiより)

映画が終った後は佐々部清監督と主催者のトーク
制作は広島では出来なくて埼玉県やスタジオ、原爆投下後のシーンはCGだった
田中麗奈さんのおばあちゃん役の藤村志保さん
一人息子のお嫁さんが被爆者である事に事に異を挟むセリフ
どのような感情で言えば良いのか葛藤していた・・とか

しかし、上映された画面は最後まで気になった画面」
小さな画面を無理矢理横長にした様子で、
みんな太っちょに見えたし、丸顔だった。
建具の縦横比が不自然だった。
原寸のままで上映して欲しいものだ。

桜の園の桜吹雪の場面の場所を話してくれたので
今年の花見には行って見たいものだ。

桜と言えば我が家の桜が開き出した



    

居ながらにして花見の出来る、満開はもうすぐです。
貰った桜の枝+拾った桜




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