日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

殺人事件の話

2004-11-11 | ニュース
友人から驚く話を聞きました。
家の近所で殺人事件が起こり、家に入れずに外泊をしてしまった話。
勤め帰りに家の角を曲がったところ大勢の人だかり、パチンコの景品所のおばあさんが殺されたとのこと。
おばあさんとは知りあいだったので、とてもショックを受けている様子です。
事件現場の斜め先の自宅に行きたいと警察官に話しても「もう少しお待ち下さい」だけで一向にブルーシートの先に通してくれない。
寒くて風邪を引きそうになっても「待って」だけで、とうとう友人の家に1泊しまうハメになってしまったとのこと。
そのまま朝は直接仕事に行き、夜9時頃「今日は帰れるかしら」と心配顔で別れて行きました。
家族は出張で外泊中、一人帰り着いても寂しく心配で外泊は良かったのかもしれません。
殺人が近くであると家に帰れないのも問題ですが、パチンコの景品交換所が住宅街にあるのは大問題です。
一日たった今日は犯人は捕まったのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住まいの1年点検\0

2004-11-10 | 仕事・建物
完成引越しから1年が経過した住宅の点検に行きました。
奥様は必死に掃除中、設計者しかも同性が来るとあっては、おろそかにできないと思うのでしょう。

家の周りを見て歩くと、さすが1年目とあってキレイで何処も問題はなし。
一番に洗面所を見ると、床下点検口の辺りに白い紙が見え隠れ、早速ドライバーで枠を外して紙をはがします。 工事中の物を取り忘れたのに、引き渡しの時に気づかなかったのです。
建具を開けたてして、少し上が狂っているのを発見。
「このドアは開けっ放しでしょう」夜は閉めてもらうことにします。
建具は閉めて使うようにできていて、開けっ放しだと木の狂いがでてしまいます。
建具屋さんを呼ぶ程の異常は無し。
「床に傷が出来てしまって」とおっしゃる所を色鉛筆で手直し、すっかり傷が見えなくなりました。

ウッドデッキが少し色落ちしたとのことで、既に塗料を買ってありました。
‘キシラデコール’防虫防腐塗料で長持ち・効果はぴか一ですが、塗装の時に問題があります。
アレルギィー体質には要注意、「マスクとゴーグルをして下さい」「窓を閉め切って作業を」とお願いしました。

1年点検は工事の手直しカ所の点検とともに、建て主さんのメンテナンスのアドバイスも一緒にしています。
設計や工事中は1ヶ月に何回も打ち合わせをして親しくした人達、1年後の再会は懐かしくもあり嬉しい点検作業です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今と昔のタイル寸法

2004-11-09 | 仕事・建物
打ち合わせの帰りに、新宿のLタワーINAXのショールームに行きました。
集合住宅のリフォームの床タイルを探すのです。
昔のタイルの寸法は3.6寸(さぶろく)108ミリ角でしたが、近頃はセンチ単位になっています。
10センチ・15センチ・20センチ角と5センチ刻み。

床のタイルが滑りやすく不評なところを、滑りにくいタイルにリフォームすることになりましたが、寸法と色があわずに今一つの感じでした。
カタログの色は当てにならないし、業者に要望を伝えるまでのやり取りがはがゆいし、直接私が探すハメになりました。

カタログで目星をつけていましたが、ぴったり36で色も満足なものを見付け、サンプルを貰いました。
丁度玄関に入ると同じ役の人と鉢合わせ、「良いんじゃない」の一言で一安心。
このように調子がいいと、何事もうまく行く予感がしてきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィギュアスケート

2004-11-08 | その他
昨日の日曜日はNHK杯の最終日で、優勝者が決まりました。
男子の優勝者ジョニー・ウエアは、氷上に出た途端目を奪われる不思議な雰囲気です。
立ち姿はもちろんヘアースタイルもぴったり、滑り出すとこれ又優雅、よどみないスケーティングと難しい演技を難なくこなす素晴しさ..。
思わず見入ってしまいました。
夜のエキシビションは選手の皆が楽しく滑っている様子に安心感、誰一人として転ばないのも不思議でした。
 優勝女子(女子なんて最近は使わない言葉ですが・・)の荒川静香選手は、競技ではちょっと物足りなさがありましたが、エキシビションでは楽しんでいるのが身体全体から溢れ出し、華やかです。
二位の安藤選手は肩のテーピングが痛々しそうでしたが、思いっきりのよい演技で先が楽しみです。
それにしてもあの優雅さ・可憐さでは誰にも負けない村主選手はどうしたのでしょうか?
スポーツ観戦はあまりしない私も、十二分に楽しめるフィギュアスケートでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭園美術館

2004-11-06 | 仕事・建物
 今日は一日中、港区の白金にいました。
目黒駅からの途中に、東京都の庭園美術館があります。
もう随分以前に、美術館の敷地の中のお茶室の改築に携わりました。
今話題の西武鉄道系の結婚式場の建物を、高層ホテルに建替える計画に近隣の住民から反対運動が起こり、東京都が丸ごと買い上げたのです。
売買後の改修工事で、お茶室の調査と現況図の作成を依頼されました。
冬にたった一人でお茶室の写真をとったり、図面作成のための測定をしに何回も通いました。
真冬の暖房もなく、すき間だらけの建物はいくら着込んでも震えるようでした。
大きな頑丈な門を入り緑の道の先の、愛想のなく汚れた建物を気まぐれに覗いてビックリ仰天・・アールヌーボーのガラスやタイルに見て取れました。 今美術館になっている建物です。
お茶室の改修が終り、本館の改修が終る間際の見学でまた随分と感動しました。
その後、数回美術展に行きましたが、建物の素晴らしさにばかり目が行ってしまいます。残念ながらお茶室は非公開、美術館に行くたびに一段と低い所にあるお茶室の屋根を眺めています。
立礼の間と広間、小間の3室の建物で、池と林の囲まれた素晴しい景観です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

頭痛肩凝り樋口一葉

2004-11-05 | その他
午後から急に肩凝りが始まりました。
机にしがみつく仕事では肩凝りは日常茶飯事。
しかしこのところ、腰痛に意識が行っていて肩凝りは忘れていました。
腰痛が治まりかかけると肩凝り・・
まあ、一遍に来ないのが幸運と言えるかもしれません。

昨日DPE屋さんで初めて新札のお釣りを貰いました。
銀行では皴くちゃのお札しか出なかったので、意外でした。
それもパリッとした(当たり前か)樋口一葉の5000円札。
一葉建築アトリエの本人としては幸先のいい(??)スタート。
額に皺のない肖像画は良いものです。

樋口一葉と一葉建築アトリエの共通点は
1-「肩凝り症」(井上やすしさん樋口一葉は本当に肩凝りだったのでしょうか?)
2-「貧乏」 (借金はないです)
3-「本好き」(樋口一葉は推理小説は読まなかったでしょうが・・) 
4-「母子家庭」と続きますが、
違いを考えればこちらの方が多いかもしれません。
第一、私には小説の才能はないし・・ 
美人でもないし・・
頭痛持ちでもないし・・
妹はいないし・・
早死にでもないでしょうし・・やっぱ、違いの方が多い!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭島市民文化祭お茶会

2004-11-04 | 趣味・遊び
昨日、友人のお茶会に行きました。

時は文化の日、天気は上々の秋晴れ、もってこいのお茶会日より。
友人の「裏千家」の風炉と「大日本茶道学会」炉の2席でしたが、大変な人気で2席待ちの混雑ぶりです。 
着物姿のいかにもお茶人の風情の人から、短パンの小学生まで市民文化祭の名の通りでした。
大勢の人向けのお茶会は「大寄席の茶会」と言って、こじんまりと少人数の茶会とは区別されています。
服装は、少し気楽に膝のでないスカート程度で大丈夫です。
まずは広い和室にぎゅうぎゅうに座り、「お正客」を決めるごたごたから始まります。
お正客次第でお席の会話の楽しみが全く違ってきます。
たしなむ人は正客は固辞し、末席の方から座っていきます。

幸い今回は二席ともそれなりに要所要所の会話や質問がされ、お茶とお菓子を安心していただけました。
席のしつらえも、お菓子もお茶も楽しめました。
時には全く知らない人や、初心者が座ってしまい黙々と流れをこなす・・悲惨な席になったりします。
どういうわけか随分と茶会にはでていますが、一度として「お正客に」と声がかかった事がありません。
お茶とは縁がなさそうに見えるのかしら?

外にでると外の樹木は紅葉が始まっています。
ハナミズキの木は真っ赤に紅葉、実がキラキラと輝いていました。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TV忠臣蔵&寅さん \0

2004-11-02 | その他
年末に近づくとテレビで「忠臣蔵」が毎年のように(毎年かもしれません)放映されます。

番組案内を見ると「なんで~~」と思い、最近は腹立たしくさえ感じます。
敵討ちと言えば聞こえがいいかもしれませんが、これはやくざの喧嘩と同じでしよう。
法治国家(江戸時代)でたった一人を殺すのは内乱以外にありません。
現代版イラクへの攻撃と同じではありませんか? 
こんな話をロマンがあるといって、毎年放映する人の気が知れない。
絶対に見ません!

同じく、寅さん番組も嫌いです。
毎回同じようなストーリーで、近くにいるととっても迷惑な人物、寅さん。
旅行のバスの中で逃げ場もなく、見させられるのは本当にいやになります。
その上つい見てしまうのも、本当にイマイマシイ限りです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樋口一葉のお札\0

2004-11-01 | ニュース
 今日20年ぶりに新しいお札が出ました。
私の事務所の名前は「一葉建築アトリエ」ですが、しばしば樋口一葉からとったのですか?と聞かれます。

時には「いちば」さんと言われ腐ることもあります。
名前を付けた30年前に神田の事務所の一角を借りて始めましたが、幹線道路に面した木造の2階、騒音と振動と排気ガスがひどく、まだ名前がついていない花粉症にかかって耳鼻科に通っていました。
日当たりだけは抜群な製図板(なつかしい!今は使いません)の目の前はプラタナスの並木、はっぱが目休めでした。
そこで若葉か一葉か二葉か考え 「ひとは=一葉 」にきめた次第で、樋口一葉とは何の関係もありません。

が、女性が初めてお札になり、しかも中間の5千円札とは嬉しい事です。
しかし20年前の新札発行の時は感動でした。
夏目漱石の自然な、少し疲れた憂い顔が新鮮でしばし眺めました。
今度のお札には感動が出来るのでしょうか? 
まだ実際に見ていないので何とも言えませんが・・。

これからは「いちば」さんと言われる事はないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする