最高気温30℃の中、フィギュアスケートのシーズンが開幕
2014/2015シーズン、ISUカレンダーに掲載される国際大会の最初の大会は、アジアンオープントロフィー。2014年大会は台北で8月6日~10日に行われた。
注目されてないのか、日本ではここまで1行の報道も見当たらないんだけど^^; 昨シーズン、一気に世界トップレベルに駆け上がった町田樹選手が、シーズン最初に出場して優勝したのがこの大会。実は縁起がいい
ベーシック・ノービスA、ベーシック・ノービスB、アドヴァンスト・ノービス、ジュニア、シニアと5つのクラスで男女シングルが行われる。日本からアドヴァンスト・ノービス、ジュニア、シニアに合計11人が出場、みんな大活躍
残念ながら、今回はリザルトページがWEB上に製作されず、大会全体の正式結果報告(プロトコル)もまだ発表されていない。ネット上を探して、GoldenSkateのフォーラムを発見。現地観戦している人がTwitterにアップした情報が拾われていた。それでわかったところまで、結果をまとめてみた。
*追記:正式リザルト
<シニア>
男子 SP(ジャッジスコア) FS(ジャッジスコア)
1 宇野 昌磨 223.15 (SP:71.89 FS:151.26)
2 キム・ジンソ(韓国) 209.07
3 イ・ジュンヒョン(韓国) 206.79
4 チャオ・チーイー(曹志禕)(台湾) 176.64
5 ロナルド・ラム(林昭霆)(香港) 171.79
6 ハン・ヨンミン(北朝鮮)Yong Min HAN 163.59
7 ハリー・ハウイン・リー(李厚賢)(香港) 138.46
8 ジョーダン・ジュ(朱育加)(台湾) 136.54
9 チェン・ジュイシュ(陳瑞旭)(台湾) 121.40
10 Kwun Hung LEUNG(梁冠鴻)(香港) 116.46
11 Raj Kumar TIWARI 86.91
宇野選手、みごと優勝! 今季からSPでもトリプルアクセルを入れ、惜しくも転倒したが回りきった。フリーでは4回転も決めた
今季はジュニアグランプリシリーズ2大会に派遣が決まっている。ジュニアグランプリファイナル進出&世界ジュニア表彰台が、完全に視野に入っている。飛躍のシーズンになりそう
女子 SP(ジャッジスコア) FS(ジャッジスコア)
1 本郷 理華 168.89 (SP:57.91 FS:110.98)
2 加藤 利緒菜 165.18 (SP:55.59 FS:109.59)
3 パク・ソヨン(韓国) 160.49
4 キム・キュユン(韓国) 140.64
5 キム・ヘジン(韓国) 133.73
6 Tiffany LAU(香港) 82.88
7 Promsan PHUKET(タイ) 78.65
本郷選手と加藤選手の1、2フィニッシュ 2人ともSPフリーといい演技を2本そろえられたのがいい。本郷選手はとても伸びやかになったし、加藤選手はジャンプと滑り全体に安定感が増した。
この2人はシニアのグランプリシリーズにデビュー予定。この調子で頑張って
<ジュニア>
男子 SP(ジャッジスコア) FS(ジャッジスコア)
1 鎌田 英嗣 167.15
2 ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) 164.10
3 本田 太一 139.67
鎌田選手、国際大会初参加で初優勝、おめでとう フリー115.37はかなりいい。JGPスロベニア大会でもいい成績だったら、もう一つJGPに出られるかな? 本田太一選手、少し不本意だったか…JGPで巻き返そう!
女子 SP(ジャッジスコア) FS(ジャッジスコア)
1 樋口 新葉 166.90
2 チェ・ダビン(韓国) 156.95
3 新田谷 凜 156.13
4 中塩 美悠 138.64
5 キム・ナヒョン(韓国) 130.36
6 Ah Hyun LIM(韓国) 128.21
7 メイジー・ヒウチン・マ(馬曉晴)(香港) 101.76
8 Shuran YU(シンガポール) 93.24
樋口選手、動きの切れがいい。ジュニアに上がって最初の大会で、いきなり高得点で優勝 JGPチェコ大会とドイツ大会に出場予定、旋風を巻き起こすかも。新田谷選手と中塩選手は、もう来週のフランス大会が控えている。頑張れ~
<アドヴァンスト・ノービス>
男子 SP(ジャッジスコア) FS(ジャッジスコア)
1 Kum Chol HAN(北朝鮮) SP:38.16 FS:74.06 合計:112.22
2 三宅 星南 SP:35.13 FS:73.09 合計:108.22
3 Darian KAPTICH(オーストラリア) SP:31.76 FS:70.52 合計:102.28
4 Chadwick WANG(シンガポール) SP:21.98 FS:60.96 合計:82.94
三宅選手が2位に入った。出場予定だった島田高志郎選手は棄権した模様。
女子 SP(ジャッジスコア) FS(ジャッジスコア)
1 青木 祐奈 142.63
2 Yeri KIM(韓国) 129.84
3 本田 真凜 126.14
青木選手(SP/フリー)、ジャンプが高くて線がきれい。3回転ルッツ+3回転ループも跳べて、ノービスでこの得点はかなり凄い 本田真凜選手(SP/フリー)、フリーでは得意なはずのルッツとフリップを跳ばず、フォーラムでは「怪我があるのでは」と心配されていた。でもノーミスで滑りきって笑顔。
正式結果が早く発表されるといいんだけど (追記:全体を一つのPDFにまとめたプロトコルじゃなくて、普通のリザルトページが発表されてよかった
)