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JGP2014日本大会男子フリー

2014年09月15日 12時36分46秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第4戦、日本大会(メ~テレ杯)。最終種目は男子フリージャッジスコア)。高レベルの戦いが (映像はYouTube公式チャンネルで)

12 ニコラ・ナドー(カナダ) SP:53.33(10) FS:118.93(5) 合計:172.26(5)
 「メリー・ポピンズ」より♪ 浅田真央のエキシビションが懐かしい曲 ジャンプはなんとかこらえて下りてるものも多いんだけど、転倒なく予定通り跳べた模様。キュートな振付で楽しげに踊るのが魅力。「チム・チム・チェリー」のところだけボーカルが入った。こういう使い方が効果的なのかな。
 キス&クライの会話で、フランス語にところどころ英語が混ざるのがカナダ人っぽい。

13 山隈太一朗 SP:49.18(12) FS:94.28(13) 合計:143.46(13)

 「アラビアのロレンス」♪ 気合をこめて出ていった。最初の3-2が決まるが、ダブルアクセル+3回転トウループでダウングレード。中盤のコンビネーションが2-2に。力強く大きく滑ろうという意識が伝わってくるステップ。しかし、後半の3回転ルッツ+2回転トウループが4つ目のコンビネーションで無効0点に
 キス&クライでひたすら反省、得点を見て膝の間に顔を埋めてしまった。そんなに落ち込まないで

16 デニス・マルガリク(アルゼンチン) SP:55.28(8) FS:120.98(4) 合計:176.26(4)
 「Lee Loos' Tune」♪ 柔らかなメロディーにのって、ゆったりとエッジに乗っていく。距離が出たダブルアクセル、ルッツからの3連続コンビネーション。ちゃんとできてる、という感じがするスピン。大きなミスなく終わってガッツポーズ。
 家族なのか、アルゼンチン国旗を振っているおじさんが観客席にいた。Bioによると、生まれはブエノスアイレスでカナダのトロント在住、2013年まではカナダ代表だったそうな。
 四大陸選手権あたりでまた見てみたい選手

19 金博洋(Boyang JIN)(中国) SP:70.88(1) FS:151.04(1) 合計:221.92(2)
 「Dragon Racing」♪ 日本勢の次くらいに大きな歓声 今日もジャンプ跳びまくり! 4回転サルコウ、4回転トウループ+2回転トウループ、後半に4回転トウループ、ちょっとステップアウトしたけどトリプルアクセル。しかしコンビネーションスピンが無効0点に 残り時間がぎりぎりであせったのか、アップライトからキャメルやシット姿勢をせずに、次のシットスピンにいってしまったようだ。
 観客席には「天天」と書いたボードで応援するファンがいた。彼の愛称なのかな?
 ・・・それにしても、この衣装は、、、もう少しカッコよく見せる衣装にしたほうがよくないか・・・

20 ドミトリ・アリエフ(ロシア) SP:66.59(3) FS:123.23(3) 合計:189.82(3)
 「Escalier」「Derap」♪ ゾンビダンス風の振付が面白い。冒頭に4回転を跳んだがやや乱れ、ほかにもなんとかこらえるジャンプがいくつか。とはいえトリプルアクセル+2回転トウループや後半の3回転ルッツ+3回転トウループが決まると、ジュニアでは大きい。
 この選手も最後のコンビネーションスピンが無効0点に フライングキャメルから入るところで、姿勢が取れなかった模様。

21 梶田健登 SP:58.92(5) FS:97.43(12) 合計:156.35(10)

 スメタナ「Vltava(モルダウ)」♪ 大歓声に送られて登場。大きなダブルアクセルを最初に、どのジャンプも頑張って跳んでいくが、2回転になってしまったり、転倒したり、2回目の3回転が単独になって+REP(基礎点0.7倍)になったり。でも最後までしっかりとスピンを回って、国際大会初出場を滑りきった。
 終わったときは口惜しそうだったけど、、、これからこれから

22 宇野昌磨 SP:69.78(2) FS:150.21(2) 合計:219.99(2)

 「Don Juan de Marco」♪ 今大会の最後を飾るのは、まさに地元名古屋の期待の星!「しょうま、しょうま」コールの中に出ていく。いきなり4回転トウループ決まった 次も4回転、回転不足になったけど2回転トウループつけた。後半にダブルアクセル+1回転ループ+3回転フリップ、ダブルアクセル+3回転トウループと高得点のコンビネーションが入る。トリプルアクセルには挑戦しなかったが、かえっていい作戦かも。
 得意のステップは、緩急をつけながら一蹴りがよく伸びて、レベル4に加点1.50 キャメルスピンでフォワード姿勢からサイド姿勢にするなど独創的で、もちろんスピンは全部レベル4。
 ほぼノーミスの演技に終わってガッツポーズ、リンクサイドの山田コーチや織田信成、鈴木明子も拍手 客席からは「すご~い」と声が上がっていた。
 これは逆転優勝?と思ったが、惜しくも2位。ファイナルか世界ジュニア並みのハイレベルな戦いだった。

 結果、金博洋が2大会連続優勝、2位宇野昌磨、3位アリエフは2大会連続3位。SP8位と10位からマルガリクとナドーが4位と5位まで順位を上げた。
 梶田健登は10位、ISUのポイントを得てランキングがつく。山隈太一朗は13位、また全日本ジュニアで巻き返してほしい。

 表彰式で、2番目に出てきた宇野選手、すぐ台に上がった。3位のアリエフ選手が金選手と自分に握手してから台に乗ると、隣の金選手をトントンして握手を求めた。さっき忘れちゃって 会場に微笑が広がった

 ファイナル進出ポイントランキングで、金博洋が30ポイントでトップに立ち、進出確定。宇野昌磨は第7戦クロアチア大会で2位以上なら進出できそう。
 来週はJGPはなし、次は再来週のエストニア大会

コメント
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