仁川アジア大会も気になるけど^^;
フィギュアスケート・ISUチャレンジャーシリーズ2014第2戦、ロンバルディア・トロフィーが行われている。
昨年始まって今年2回目、まだ歴史の浅い大会だけど、セスト・サン・ジョヴァンニ(イタリア・ミラノ近郊)開催で場所がいいせいか、けっこう参加人数が多い。時期もGPシリーズ前の調整にちょうどいいし、チャレンジャーシリーズに組み込まれるだけのことはあるかな
昨年の大会は、ペアの高橋成美/木原龍一組のデビュー戦になった。今大会の日本勢は、無良崇人と宮原知子。(高橋/木原組はオンドレイ・ネペラにエントリー予定)
昨年同様、ライブストリーミングが見られるのでウキウキ ところどころ切れ切れで困ったけど、ソースが悪いのか、私のパソコンが悪いのかわからない
とりあえず見られて嬉しい。
<女子>(ジャッジスコア)
実績からいって当然!という感じで、58.12で宮原知子がトップに立った。
「魔笛」から♪ わりと可愛らしいメロディと振付。歓声が上がる見事な3回転ルッツ+3回転トウループ、でも後半フリップの回転不足がもったいなかった。逆回転をやるコンビネーションスピンなど、スピンとステップはきっちりレベル4。
2位につけたのはアンジェラ・ワン(アメリカ)、54.88。3-3ジャンプはないけど、しっかりまとめてきた。なんだか雰囲気が、キャロライン・ジャンにそっくりになってきてる^^;
僅差の3位にヨシ・ヘルゲション(スウェーデン)、54.69。姉妹の妹のほう。片手上げ3回転ルッツばっちり、3-2のセカンドでも片手上げと、ジャンプ安定している。
姉のヴィクトリアも出場してるんだけど、こちらは3回転ループ転倒とスピン失敗で無効になったのが響いて、9位スタートになってしまった。といっても演技構成点はトップ。
4位から8位までが50点以上で1.68点差の中にひしめいている。地元イタリアのロベルタ・ロデギエロとか、期待が大きそう。フリーはどうなるかな。
<男子>(ジャッジスコア)
昨シーズンからの安定感を保って、無良崇人が81.15でトップ。
「カルメン」♪ 4回転トウループで片手をついたけど、得意のトリプルアクセルは完璧。後半に3回転ルッツ+3回転トウループが決まり、「闘牛士の歌」で力強いステップは、自然と手拍子が起こった。
2位にはリチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)、79.36。こちらの4回転はサルコウ、惜しくも転倒。でも軽妙なステップにはレベル4とGOE1.26がついた。
3位に久しぶりに顔をみるグラント・ホッチスタイン(アメリカ)。世界ジュニア2010で、羽生結弦と争ってた選手(そのときは5位)。72.92はそれ以来の自己ベスト更新かも。4回転は跳ばなかったけど、スピンが安定してるし、ステップでダイナミックに動けていた。これはフリーも期待
4位にロシアの若手、モリス・クヴィテラシュヴィリ。4回転とトリプルアクセルで少し乱れて72.12。5位も同じくロシアのアディアン・ピトケーエフ、71.60。世界ジュニア2014銀メダルで、今季はシニアのGPシリーズ出場が決まっている。4回転はまだ入れてなくて、3回転ルッツ+3回転トウループで転倒。フリーは巻き返せるか。
経済的な理由で十分練習できていないと噂に聞いていたマイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)が、ちゃんと出場してきた ラフマニノフ「ピアノ協奏曲」にのって、そこらの女子よりきれいなビールマンスピン、浅田真央と同じフレーズを使ってのドラマチックなステップ、魅了してくれた。67.36で6位。
昨季不調が続いたフロラーン・アモディオ(フランス)、66.97の7位。4回転サルコウのステップアウトくらいはまだしも、コンビネーションジャンプが2-3、アクセルがダブル コンビネーションスピンが無効0点になったのはなぜ? 「それぞれの足で6回転以上」してないのか、「最低でも2つの基本姿勢」が取れてないか・・・誰か解説して
でも、しっとり情感あふれるステップはすごくよかった。
男子は21人中7人(ミハル・ブジェジナやヨリク・ヘンドリクス等)、女子は21人中4人が棄権。ちょっと多いような・・・滑走順を決めるドローには参加してるわけだから、出場するつもりではあった
このあとはフリー