自由と平和を守るには、それ相応の努力が要るのである。憲法9条を口にすれば侵略してこない。まさしく神がかりではないか。私が何度も書いているように、中共は確実に尖閣諸島に攻めて来るし、沖縄すらもコントロール下に置こうとするだろう。その現実が一方ではあるのに、神奈川の市民団体が「憲法9条」をノーベル平和賞の候補にしようとして、インターネットで2万4千人の署名を集めノーベル委員会に推薦状を送ったところ、「受理した」とのメールが届いたという。今まさに中共に侵略されようとしているときに、身構えもせず、武装を放棄することは自殺行為に等しい。それを分かっているのだろうか。中共によるチベット人やウイグル人への弾圧、台湾も併合しようとする動きに対しては、中共の片棒を担いでいる韓国を除いては、アジアの国々はどこも批判的である。中共や韓国に媚び売るようなことをして、日本の自由と平和が守れるのだろうか。それは同時に、日夜日本の防衛にあたっている自衛隊員を罵倒するに等しい。思い起してみればいい。日本国憲法の制定にあたって、軍備の必要性を強く訴えたのは、当時の日本共産党であったことを。それが現在の9条を守る会なるものの中心なのである。戦争をなくすことは人類の悲願であり、それに向けた動きは進めて行かなくてはならないが、武力によって領土を拡大しようとする国家が存在する限り、私たち日本人も無防備であってはならないのだ。国を奪われた者たちの悲劇がインターネットで次々と流されている。憲法9条にこだわる人たちは、どうしてその現実を直視しないのだろう。
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