シールズなる若者を朝日新聞が持ち上げたのは、日本のリベラルの劣化を象徴する出来事である。党首がどのように選ばれているかはっきしない全体主義政党日共の後押しがあったのに、それにはまったく触れじまいであった。日共支持の全労連の宣伝カーを借りてきたことはネットでは暴露されているのに、嘘を嘘で固めている▼赤旗と同じレベルの新聞だといわれてもしかたがないだろう。シールズはわざわざ横文字にしたり、ラップ調で安倍首相を罵倒したりしていたが、多くの若者からはそっぽを向かれた。まともなリベラルからしてみれば、代々木官僚の采配で動いているのが見え見えであり、香港や台湾の若者の自由を求める動きとも無関係である。逆に中共や北朝鮮を弁護する始末なのである▼日本を取り巻く安全保障環境は逼迫している。だからこそ幕末期のように攘夷が叫ばれているのだ。60年安保騒動や70年安保騒動は根本には反米ナショナリズムがあった。攘夷のパトスの爆発であった。行動する保守運動が大きな力を持ちつつあるのは、中共や韓国への攘夷の急先鋒であるからだろう。きれいごとではなく、街頭に繰り出して日本を守ろうとしているのである。今の日本の怒れる若者たちは、シールズよりも行動する保守運動なのである。朝日新聞はなぜその現実を直視しないのだろう。日本人だって追い詰められれば、窮鼠猫を噛むことになるのだ。お花畑の時代はとうに終わったのである。
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