草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

日本の国がらが連綿と続いてきたのは天皇陛下がおられたからだ!

2016年08月13日 | 政局

天皇陛下が国民から敬愛されてきたのは、自らを無として国民のことを考えてこられたからである。個人的なパーソナルなことが取り上げられるようになったのは、戦後になって「週刊誌天皇」と評されるようになってからだ。小泉信三が占領軍に妥協した産物だともいわれる。市井の者と変わらなくなってしまったのだ▼そもそも天皇陛下が神だったのではなく、神に近い存在であられるのである。昭和天皇の「ゆたかなるものなりつづけと田人らも神にいのらむ年をむかへて」との歌にあるように、天皇陛下イコール神であったわけではない。神と民草との仲立ちをなされており、だからこそ「現人神」と呼ばれたのである▼昭和天皇の終戦のご聖断にしても、個人的な感想をお述べになられたのではない。日本人の先祖の神々に日々祈りを捧げられている立場から、何を成すべきかを知っておられたのである。「爆撃にたふれゆく民の上をおもひいくさとめけり身はいかならむとも」「くにがらをただ守らんといばら道すすみゆくともいくさとめけり」。前の歌は民草を守るために御身をお捨てになられる覚悟であり、後の歌はあるうべき天皇として、国がらを死守することをご使命とお考えになられたからだろう▼天皇陛下のお心持をお察しするのは畏れ多いが、日本国民の多くが望んでいることは『昭和史の天皇・日本』に収録された、葦津珍彦の「陛下と大東亜戦争」の言葉に尽きる。皇室をないがしろにする勢力に付け込まれないためにも、天皇陛下として「祖宗の伝統を守り、民族の生命を守る重責」に耐えていただくしかないのである。

 

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中共の代弁をする朝日新聞の社説を嗤う!

2016年08月13日 | マスコミ評

物の見方や考え方は自由ではあるが、無理なこじ付けはよくない。朝日新聞の昨日の社説「北朝鮮の挑発 周辺国は対立に陥るな」には嗤ってしまった。東アジアで無法なことをしているのは、北朝鮮だけであるかのような書き方であった。尖閣諸島に武装した公船や、民兵を乗せた漁船で押しかけてきた中共の脅威にはまったく触れない▼国連の安保理が北朝鮮への非難声明を出せなかったのも中共のせいなのである。中共の立場を代弁して「北朝鮮の振るまいを口実にした軍事力の強化と受け止めている」と米国と韓国との軍事的な関係の強化を牽制している。中共に日米韓との共同歩調を呼びかけながらも、高高度迎撃ミサイルの配備を決めた米韓に原因を転嫁するのである。詭弁を弄するにもほどがある▼中共への信頼がなければ出てこない主張である。日本国内の反日マスコミは中共のお先棒を担いでおり、その宣伝機関になり下がっている。中共による日本への間接侵略は着々と進んでいるのだ。マスコミの体たらくに対抗するには、日本国民一人ひとりが声を上げるしかない▼マスコミを気にかける安倍内閣は、日本を取り戻すための政策を先に進められないでいる。山本夏彦が喝破したように「大新聞が国を誤らせる」のである。全国紙の社説やコラムを俎上に載せなくてはならない。イデオロギーやプロパガンダの嘘を見破るのが保守なのである。一般人の常識的な見方を重んじるのであり、観念論に曇らせられることなく、事実を事実として認識するのである。

 

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