昨日の虎ノ門ニュースで、須田慎一郎が記者クラブの既得権益に守られている望月彫塑子を厳しく批判した。須田は「報道の自由は記者クラブ所属に所属する新聞・TVにだけある訳ではない。官房長官会見は月曜日から金曜日まで午前と午後の週10回行われているが、フリー記者に開放されているのは金曜日の午後1回だけ。我々フリー記者が『全て出席させろ』と訴えても実現しないのは、既得権益側の望月衣塑子や新聞労連は声を上げないから」と述べたのである▼須田が記者クラブを俎上に乗せたことは高く評価したい。とんでもない制度であり、それ以外のフリー記者は、会見へ出席することすら難しいのである。望月が東京新聞に属していることで、いくら記事にしなくても、自分の主張の場であっても、記者クラブに属しているから許されるのである。須田自身もフリー記者であるから、一言口にしたかったのだと思う▼東京新聞を含めて、日本のメディアはジャーナリズムとしての仕事をしていない。「モリカケ」程度のことに大騒ぎしているのだ。フリー記者として活躍している人たちにも門戸を開放するのは当然だが、今の会見はまともな質問はほとんどなく、陳腐化してしまっている。それでも続いているのは、記者クラブの既得権益であるからだ。メインストリートメディアは既得権益にまみれており、間違っても国民を代表する立場にはないのである。
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