草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

米朝首脳会談決裂で窮地に立たされた金正恩と文在寅!

2019年03月01日 | 国際問題

今回のハノイでの米朝首脳会談が合意に達せず決裂したことは、我が国にとっては朗報である。北朝鮮の非核化が進展しないにもかかわらず、アメリカが制裁の一部でも解除に踏み切ることになれば、それこそ核保有を認めたことになり、安全保障の面で絶体絶命のピンチに立たされたからである▼これによって追い詰められることになったのは、金正恩と文在寅だろう。金は口だけの非核化であっても、それで乗り切れると考えていた節がある。何一つもお土産を持たずに帰国するわけで、今後北朝鮮内部が混乱し、反体制的な動きが活発化するのは必至だ。ここにきて全て白紙に戻ったことで、アメリカと北朝鮮との間に入って融和ムードを演出してきた文もまた、面子丸つぶれである。統一朝鮮の旗を掲げて民族主義を煽ってきただけに、韓国民の多くは騙されたと思うはずだ▼かろうじて最悪の事態は避けられたが、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しいことには変わりない。トランプへの働きかけで、日本外交が一定程度の成果を上げたことは評価するが、もっと先を目指すべきだ。日本国民は祖国を守り抜く決意を固めなければならない。日本を敵視する国家が手出しできないようにするためにも、防衛力を増強しなくてはならない。トランプ頼みであってはならず、いざというときに、国家としての日本が決断するためにも、憲法改正は待ったなしなのである。

にほんブログ村 政治ブログへ

にほんブログ村

応援のクリックをお願いいたします


政治ランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする