草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

行動的右派政党の強味は政治的経験に縛られないことだ!

2019年03月29日 | 選挙

行動する保守運動の政党こそが、捨て身で戦っているのではないだろうか。日韓断行を真っ先に言い出したのは、彼らであった。多くの日本人が「言い過ぎだ」と眉を顰めたが、今では自民党の有力な代議士までもが、それを口にするようになっている。「北朝鮮以上に韓国が危険である」とも主張していた。現実に自衛隊機が韓国の軍艦から、火器管制レーダーの照射を受けたのである▼行動する保守運動が危惧していたことが、次々と起きているのである。現在は少数政党であっても、徐々に勢力を拡大するのではないだろうか。口先だけのリベラルや左翼と違って、行動力は目を見張るものがあり、それが支持者の拡大につながるからだ▼エリック・ホッファーが述べているように、「自分たちの強大な事業にともなう困難について、まったく無知である」(『大衆運動』高根正昭訳)としても、それがかえって大きな力になるのだ。「フランス革命を始めた人びとは、まったく政治的経験をもっていなかった。ボルシェヴィキや、ナチス党や、アジアの革命家についても同じことがいえる」(『同』)からである▼自民党の政治には多くの国民が愛想をつかしているが、現在の野党には期待できない。そこで新たな政治運動が脚光を浴びるのだ。変化を求める欲望を爆発させることできるのは、左翼やリベラルではなく、行動する保守運動などの、右派政党なのである。

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「226」で野中大尉を演じた萩原健一さんの死を悼む!

2019年03月29日 | 歴史

萩原健一さんが去る26日に都内の病院で亡くなった。萩原さんはザ・テンプターズのボーカルとしてデビュー。「傷だらけの天使」などで個性的な演技をした役者であったが、もっとも衝撃的であったのは、1989年発売の映画「2・26」で、野中四郎を演じたことだ▼野中は昭和11年の2・26事件の首謀者であり、現役の陸軍歩兵大尉であった。急進的な青年将校として知られていたわけではなく、最年長であったために、蹶起趣意書に唯一名前を書いた。2月28日にピストルで自決したのは、責任を痛感したからだろう。妻宛てに遺書を残しているが、そこでは自らの行動を「万死ニ値ス」と書くとともに、「貴女ハ過分無上ノ妻デシタ 然ルニ此ノ仕末御怒リ御尤モデス 何トモ申シ訳アリマセン」と詫びたのだった▼野中は自分よりも若い者たちが立ち上がったのを、見捨てることができなかったのである。野中は歩兵第3連隊第7中隊長であったために、約400名の蹶起部隊を率いて警視庁に陣取った。皇居を占拠する計画があったともいわれるが、最終的には野中は思いとどまったのである。首謀者として死を選択するしかなかった野中の葛藤を、萩原さんは見事に演じ切ったのである。彼がこの世を去ったことで、色々なコメントが出ているが、野中四郎に扮した俳優萩原健一の名演技も忘れるべきではないだろう。

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