行動する保守運動の政党こそが、捨て身で戦っているのではないだろうか。日韓断行を真っ先に言い出したのは、彼らであった。多くの日本人が「言い過ぎだ」と眉を顰めたが、今では自民党の有力な代議士までもが、それを口にするようになっている。「北朝鮮以上に韓国が危険である」とも主張していた。現実に自衛隊機が韓国の軍艦から、火器管制レーダーの照射を受けたのである▼行動する保守運動が危惧していたことが、次々と起きているのである。現在は少数政党であっても、徐々に勢力を拡大するのではないだろうか。口先だけのリベラルや左翼と違って、行動力は目を見張るものがあり、それが支持者の拡大につながるからだ▼エリック・ホッファーが述べているように、「自分たちの強大な事業にともなう困難について、まったく無知である」(『大衆運動』高根正昭訳)としても、それがかえって大きな力になるのだ。「フランス革命を始めた人びとは、まったく政治的経験をもっていなかった。ボルシェヴィキや、ナチス党や、アジアの革命家についても同じことがいえる」(『同』)からである▼自民党の政治には多くの国民が愛想をつかしているが、現在の野党には期待できない。そこで新たな政治運動が脚光を浴びるのだ。変化を求める欲望を爆発させることできるのは、左翼やリベラルではなく、行動する保守運動などの、右派政党なのである。
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