草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

鳩山政権で祖国存亡の危機

2010年02月21日 | 思想家

 もう鳩山政権は、にっちもさっちも行かないお手上げ状態だから、さっさと退陣した方がいいよ。どうせ国民を見くびって、目の前に餌をぶら下げておけば、言うことを聞くと思ったんだろうな。民主党は先の総選挙で、実現できそうもないことを、マニフェストと評して並べ立てておいて、一旦政権を手にすれば、後は野となれ山となれなんだから。これまでで最悪の政権でしょう。暫定税率の廃止、子供手当て、高速道路無料化、普天間基地の県外・国外移設、どれをとっても、マニフェストを守っていないのに、鳩山首相は、いけしゃあしゃあとしているんだから、たまったものではないよ。小沢一郎幹事長にいたっては、マニフェストになかった永住外国人の地方参政権付与法案を、ごり押ししようとしているし。保守派の論客渡部昇一あたりも、もう革命でもやるしかないみたいなことを言っていたけど、それだけ深刻になっているんだよね。そう言えば、塩野七生著の『マキアヴェッリ語録』のなかで、マキアヴェッリの「祖国の存亡がかかっているような場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される」(『政略論』)という言葉を紹介していたよ。そして、塩野が「事が祖国の存亡を賭けている場合、その手段が、正しいとか正しくないとか、寛容であるとか残酷であるとか、賞賛されるものか恥ずべきものかなどについて、いっさい考慮する必要がない」という解説を書いていたっけ。ここまで鳩山政権が酷いと、生半可なことでは局面の打開はできないんだよね。今こそ、国を思う者たちが結束して決起しないと。

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