つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

かつしか語り隊 渡邊朗子さん

2009年09月08日 | 日記
                 かつしか語り隊 渡邊朗子さん

葛飾区の歴史と文化について資格を取得した人たちの組織で「かつしか語り隊」があります。
主に葛飾区内の名所のガイドをボランテイアで活動している。
京成電車金町線の柴又駅を降りると薄緑色のジャンパーを羽織ったボランテイアガイドかつしか語り隊のメンバーが数名待機していた。
「葛飾柴又江戸川畔散策の会」で、渡邊朗子さん にガイドを予約して依頼していた。
3年前に森陽一郎先生のグループで柴又帝釈天を訪れたときにガイドを担当してくれた人が渡邊さんであった。
それで、今回もガイドをお願いしていた。

柴又八幡神社の埴輪出土、寅さんの映画秘話、草だんごの高木屋の話、参道の店の話題、帝釈天の案内、江戸川畔と矢切の渡し、山本亭の建物と日本庭園、寅さん記念館等に詳しい説明をしてもらった。
映画「フーテンの寅さん」のモデルとなった草だんごの高木屋には、山田洋次監督が初めて来店をして食事をしたテーブルが今でも予約席の木札を置いている。店頭からも良く見えた。そのテーブルの奥には寅さん役の渥美清の写真が飾ってあった。

帝釈天の本堂前の松の木は瑞龍松と呼ばれ、帝釈天が建立される前からの樹木であり立派な枝振りが龍のように伸びている。
江戸川畔に行き、運よく待たずに矢切の渡しには乗船することができた。
和船で魯を漕ぐ船頭さんが江戸川の風情を醸し出している。
川面を渡る風が爽やかに顔にあたってくる。

山本亭の歴史を日本庭園の見える和室でゆっくりと聞くことができた。
山本亭に隣接されている寅さん記念館には映画の撮影に使用したくるまやのセットや映画の資料がたくさん展示してあった。

渡邊朗子さんのガイドにより、柴又界隈、帝釈天・山本亭、江戸川畔について詳しく知ることが出来、とても勉強となった一日でありました。

(9月8日記)


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