先日、市が主催する講演会に参加したときに、いろいろなチラシを頂いた。
「思春期の子育てを考える」等など、興味のあるものが沢山あった。もちろん無料。しかも最寄りの駅のホール内の一室で。申し込んでみようか・・・と、ふと開催日時を見ると、全て平日の午前中ないしは午後。まあ、当然と言えば当然だけれど、仕事を持つ母親は相手にされていないのだな・・・、と改めて残念に思った。もちろん、土日に開催となれば、それを実施運営する市の担当者が土日出勤になるのだから、代休や超勤等が発生し、やむを得ない話だけれど、実際に税金を納めていても、なかなかこうした行政の恩恵を受けられないのはちょっと寂しい。
我が家はずっと共働きだから、息子が生まれるまでは殆ど市の施策とは接点がなかった。せいぜい図書館を利用させて頂くくらい。その図書館も、当時、土日は開いていたけれど、平日は5時までということで、仕事が終わってからお世話になるわけにもいかなかった。今は、曜日限定で7時くらいまで開館しているけれど。
息子が生まれて、産休明けで職場復帰したから、保育園には本当にお世話になった。6年間でいったい何日通っただろう。病気や発熱で休んだ、といっても1200日は優に超えていた。
そして、小学校6年間。低学年の3年間通った学童保育は自主運営の施設だったので、直接市が運営するものではなかったけれど。小学校を卒業し、息子は私立中に進んだから、市との接点はまた切れてしまった。
とはいえ、上下水道は市のお世話だし、ゴミもそう。道路だって国、都道府県、市道というものがあるように、日ごろの生活が行政抜きでは成り立たないくらい判っているが、それでも、目に見えて、私が欲しいと思うようなサービスを受けているという実感はない。
そして、いったいどのくらいの人たちがこうした講座を受けているのか、とても興味がある。もちろん数人だって申し込みがあった以上は、開催中止という話には出来ないだろう。一方、土日に開催すれば申し込みが多くて抽選になるかもしれないけれど。そのへんも手間なのかどうか。行財政改革による人員削減が進み、最近では「仕分け」られる行政サービスが頻発するとあっては、土日に行うサービスを拡大しようにも難しいということは、私自身が行政に携わる身ゆえよくわかる。とはいうものの、実際の話、開店休業ではもったいないではないか。
仕事に直結しないことも含め、勉強したいと思っている勤労者は沢山いるはずだ。大学のオープンカレッジ等にお金を払って自分磨きをしている時代なのだ。
需要を掘り起こすまでのつもりはないのかもしれないけれど、もう少し門戸を開いてもらえないかなと思う。
退職してからどうぞ、とか専業主婦の方だけどうぞ、では、フィットしなくなってしまうテーマはいくらでもあるのだから。
今日は晴れという天気予報だったけれど、パラパラと小雨が降ったり止んだりの寒い一日だった。
明日は雛祭り。テンプレートも早くしまわないとお嫁に行き遅れてしまう、なんてことがあるのだろうか。息子だから関係ない、と言えば関係ないけれど。
本人は、私のような働くお母さんだと、「僕のように鍵っ子になった子どもが可哀想だから、家に居てくれるお嫁さんがいい」らしい。やはり親の世代と交互になってしまうのか。私は母が専業主婦だったのを見て、絶対に働こうと思った口。息子は彼女もいない今から、「ちゃんと孫も抱かせてあげるからね」と意気込みだけは盛んだけれど、「婚活のためのダブルスクールがある男性受難の時代にそんなことを言っていても、結婚は一人では出来ないわよ・・・」と言いたい。
実家の母から御礼の電話があった。今日が初回のお花の宅配だったのだ。大輪のチューリップが10本で、ピンク、黄色、白と濃いピンクの八重だった、と大喜びで説明する声は弾んでとても嬉しそうだった。
やはり、お花は家の中も人の気持ちも明るくするのだな、と思う。我が家は来週。どんな春が届くか、今から楽しみだ。
「思春期の子育てを考える」等など、興味のあるものが沢山あった。もちろん無料。しかも最寄りの駅のホール内の一室で。申し込んでみようか・・・と、ふと開催日時を見ると、全て平日の午前中ないしは午後。まあ、当然と言えば当然だけれど、仕事を持つ母親は相手にされていないのだな・・・、と改めて残念に思った。もちろん、土日に開催となれば、それを実施運営する市の担当者が土日出勤になるのだから、代休や超勤等が発生し、やむを得ない話だけれど、実際に税金を納めていても、なかなかこうした行政の恩恵を受けられないのはちょっと寂しい。
我が家はずっと共働きだから、息子が生まれるまでは殆ど市の施策とは接点がなかった。せいぜい図書館を利用させて頂くくらい。その図書館も、当時、土日は開いていたけれど、平日は5時までということで、仕事が終わってからお世話になるわけにもいかなかった。今は、曜日限定で7時くらいまで開館しているけれど。
息子が生まれて、産休明けで職場復帰したから、保育園には本当にお世話になった。6年間でいったい何日通っただろう。病気や発熱で休んだ、といっても1200日は優に超えていた。
そして、小学校6年間。低学年の3年間通った学童保育は自主運営の施設だったので、直接市が運営するものではなかったけれど。小学校を卒業し、息子は私立中に進んだから、市との接点はまた切れてしまった。
とはいえ、上下水道は市のお世話だし、ゴミもそう。道路だって国、都道府県、市道というものがあるように、日ごろの生活が行政抜きでは成り立たないくらい判っているが、それでも、目に見えて、私が欲しいと思うようなサービスを受けているという実感はない。
そして、いったいどのくらいの人たちがこうした講座を受けているのか、とても興味がある。もちろん数人だって申し込みがあった以上は、開催中止という話には出来ないだろう。一方、土日に開催すれば申し込みが多くて抽選になるかもしれないけれど。そのへんも手間なのかどうか。行財政改革による人員削減が進み、最近では「仕分け」られる行政サービスが頻発するとあっては、土日に行うサービスを拡大しようにも難しいということは、私自身が行政に携わる身ゆえよくわかる。とはいうものの、実際の話、開店休業ではもったいないではないか。
仕事に直結しないことも含め、勉強したいと思っている勤労者は沢山いるはずだ。大学のオープンカレッジ等にお金を払って自分磨きをしている時代なのだ。
需要を掘り起こすまでのつもりはないのかもしれないけれど、もう少し門戸を開いてもらえないかなと思う。
退職してからどうぞ、とか専業主婦の方だけどうぞ、では、フィットしなくなってしまうテーマはいくらでもあるのだから。
今日は晴れという天気予報だったけれど、パラパラと小雨が降ったり止んだりの寒い一日だった。
明日は雛祭り。テンプレートも早くしまわないとお嫁に行き遅れてしまう、なんてことがあるのだろうか。息子だから関係ない、と言えば関係ないけれど。
本人は、私のような働くお母さんだと、「僕のように鍵っ子になった子どもが可哀想だから、家に居てくれるお嫁さんがいい」らしい。やはり親の世代と交互になってしまうのか。私は母が専業主婦だったのを見て、絶対に働こうと思った口。息子は彼女もいない今から、「ちゃんと孫も抱かせてあげるからね」と意気込みだけは盛んだけれど、「婚活のためのダブルスクールがある男性受難の時代にそんなことを言っていても、結婚は一人では出来ないわよ・・・」と言いたい。
実家の母から御礼の電話があった。今日が初回のお花の宅配だったのだ。大輪のチューリップが10本で、ピンク、黄色、白と濃いピンクの八重だった、と大喜びで説明する声は弾んでとても嬉しそうだった。
やはり、お花は家の中も人の気持ちも明るくするのだな、と思う。我が家は来週。どんな春が届くか、今から楽しみだ。