実は私の末息子シマネコが先週の火曜日から家出をしていました.息子ながらはるかに母である私の年を追い越していましたが、それでも元気そうだったし、あんまりおりこうそうでもなかったシマのこと、猫の伝統(?)に則って隠れて死ぬとも思えない・・・・・・猫のことながら心乱されてしまいました.土曜日の教室でのお話も何だかとりとめもない運びでしたよね.どうぞお許しください.ところが、ところが昨夜主人を迎えに佐世保まで行って帰り着いた暗闇の中から『ニャー~~』と聞きなれた声がするではありませんか!!!半ば諦めかけていたところに何事もなかった様子でシマは戻って来ました.でもただそれだけでも心明るくなるものですね.嬉しかったです.
シマは我が家に来た猫の中で一番長寿です.多分それは去勢されたからだと思います.シマの先代キジや先々代クマは、広いテリトリーを主張する雄々しいオス猫達でした.そのキジは大怪我で死にましたし、クマは国道を横切って車にはねられて死にました.それで舅が手術をするべきだと主張し、「おまえの猫は俺の猫」とばかりに手術道具を持って夫が診療でいない間に私を助手にして執刀しました.反対はしたのですが、「よか猫になるけん」と相手にされませんでした.
無事に手術は終わりましたが、舅の最後の言葉が気になりました.「麻酔がききすぎたかもしれん・・・・・」.「何ですと!それでは夫が帰宅する前に覚醒しない???死ぬかもしれない???」.舅は戦中派の現実主義、死に対してかなりのドライ派です.「死んだら死んだで仕方なか!」、そう言われても私としては親子喧嘩は避けたいし、シマには生きていて欲しい・・・・・.如何にしてシマを助けるか、母猫になって舐める代わりに全身を撫でさすってやりました.それでもシマは夫の帰宅時間になっても覚醒しません.仕方がない!眠っているシマを箱ベッドに入れ部屋の隅のほうに置きました.
食事が済んだ頃、シマがやっと目を覚ましました.半覚醒のシマは本能に従って立ち上がろうとするのですが、体はまだ対応できません.うろうろよたよた動き回ります.夫がおかしいと思わないはずはなく、私は白状せざるを得ません.それを聞いた夫は即座に宣戦布告!!!それでも私はシマの面倒を見やすくなりました.足を硬い床で傷めないよう、目を照明でこわさないよう、夫の命令で外の芝生にシマを下ろし夫婦で見守りました.すっかり覚醒するまでに12時間くらいかかりました.
でもまあシマは“よか猫”になりました.いつまでも童顔でオス猫特有の頬袋がついたような横広がりの顔にはなりませんでしたし、目はつぶらで混血らしくブルーです.我が家の敷地くらいのテリトリーを夫の援助で守っています.夫は何しろシマの助っ人で、玄関にも居間の引出しの上にも石が置いてあります.シマの喧嘩相手に投げつけなくてはなりません.まあ猫は敏捷ですから当たった試しは無いのですが、それでも侵入者を追い出すのには役に立ちます.
こうやって暮らしてきたシマが急に予兆も無く姿を消してしまったのです.修行に行くという人もいます.人間にはやはり死の確認が必要だなあとしみじみ感じさせられました.そして諦めるのを一日延ばしにしてましたが、子供達にも教えようかなあと考えるようになったころ戻って来てくれました.一緒に探してくれた人たちから何処に旅行に行ってたのかと尋ねられています.多分そんなに長くはもう一緒に暮らせないでしょうが、それでももうしばらくはシマの親猫でいられると喜んでいます.まあ予行演習をして覚悟をしなさいと言っているのかもしれません.
シマは我が家に来た猫の中で一番長寿です.多分それは去勢されたからだと思います.シマの先代キジや先々代クマは、広いテリトリーを主張する雄々しいオス猫達でした.そのキジは大怪我で死にましたし、クマは国道を横切って車にはねられて死にました.それで舅が手術をするべきだと主張し、「おまえの猫は俺の猫」とばかりに手術道具を持って夫が診療でいない間に私を助手にして執刀しました.反対はしたのですが、「よか猫になるけん」と相手にされませんでした.
無事に手術は終わりましたが、舅の最後の言葉が気になりました.「麻酔がききすぎたかもしれん・・・・・」.「何ですと!それでは夫が帰宅する前に覚醒しない???死ぬかもしれない???」.舅は戦中派の現実主義、死に対してかなりのドライ派です.「死んだら死んだで仕方なか!」、そう言われても私としては親子喧嘩は避けたいし、シマには生きていて欲しい・・・・・.如何にしてシマを助けるか、母猫になって舐める代わりに全身を撫でさすってやりました.それでもシマは夫の帰宅時間になっても覚醒しません.仕方がない!眠っているシマを箱ベッドに入れ部屋の隅のほうに置きました.
食事が済んだ頃、シマがやっと目を覚ましました.半覚醒のシマは本能に従って立ち上がろうとするのですが、体はまだ対応できません.うろうろよたよた動き回ります.夫がおかしいと思わないはずはなく、私は白状せざるを得ません.それを聞いた夫は即座に宣戦布告!!!それでも私はシマの面倒を見やすくなりました.足を硬い床で傷めないよう、目を照明でこわさないよう、夫の命令で外の芝生にシマを下ろし夫婦で見守りました.すっかり覚醒するまでに12時間くらいかかりました.
でもまあシマは“よか猫”になりました.いつまでも童顔でオス猫特有の頬袋がついたような横広がりの顔にはなりませんでしたし、目はつぶらで混血らしくブルーです.我が家の敷地くらいのテリトリーを夫の援助で守っています.夫は何しろシマの助っ人で、玄関にも居間の引出しの上にも石が置いてあります.シマの喧嘩相手に投げつけなくてはなりません.まあ猫は敏捷ですから当たった試しは無いのですが、それでも侵入者を追い出すのには役に立ちます.
こうやって暮らしてきたシマが急に予兆も無く姿を消してしまったのです.修行に行くという人もいます.人間にはやはり死の確認が必要だなあとしみじみ感じさせられました.そして諦めるのを一日延ばしにしてましたが、子供達にも教えようかなあと考えるようになったころ戻って来てくれました.一緒に探してくれた人たちから何処に旅行に行ってたのかと尋ねられています.多分そんなに長くはもう一緒に暮らせないでしょうが、それでももうしばらくはシマの親猫でいられると喜んでいます.まあ予行演習をして覚悟をしなさいと言っているのかもしれません.