あけましておめでとうございます。
お正月の楽しみと言えば、これも時代につれて変わるものでしょうが、私の思い出のお正月の楽しみ・・・・・『おてがけ』。これは半紙にのせて大人から手渡されたお菓子・・・・・干し柿に駄菓子・干菓子、葉付きのみかん、それにお正月らしく細く切ってねじった昆布とするめ・・・・・とても嬉しいものでした。大人になっても、年始のお客の子供たちに手渡すため大みそかの最後に半紙を並べて作ったものでした。そんなお菓子の一品が、『寒菊』・・・・・ショウガせんべいに糖がけしてある素朴なおせんべい(?)です。昔は、少なくとも、平戸地方には何処にでもあったのかもしれませんが、今では松浦市御厨の『佐々屋』というお店で作られ続けています。上品なお正月らしいお菓子です。
甘いと言えば甘いけれど、甘みが苦手な私でも好きなおせんべいです。懐かしいから?????・・・・・包装もきれいです。光琳菊をモチーフにしたような品のいい包装紙と箱・・・・・捨てられない!!!!!なんとなく『・・・・・初霜の置き惑わせる白菊の花』を思わせて心ゆかしい・・・・それで、ブログの記事に残してお目にかけることにした次第です。