司祭の話を聞きながら

今日はクリスマス。世間では昔ほどの賑わいは見られなくなった。
内輪でひっそりと楽しむようになったような気がする。
昨夜、夕方に銭湯に出かけた。その道中に大きな教会がある。
その前を通るとクリスマスミサが行われていた。毎年、短い時間だけど司祭さんのお話を聞かせていただく。
昨夜も超満員の信者さんの後ろで耳を傾けた。
''愛"があれば、"他者を思う気持ち"があれば、世界は平和に。という話だった。
しかしそこに立ちはだかる、それぞれの異なる価値観や歴史、宗教、誇り等々が覆い被さる。

そう思いながらも、ソリに乗ってサンタさんは、毎年、愛を届けてくれる。
これはいまもしっかり我々の生活に根付いている。全てを超えた世界共通の"愛の習慣"のように思えてきた。