高野山の壇上伽藍の金堂には本尊の薬師如来像を挟み、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の二幅(にふく)一対の両部曼荼羅図が掛けられいる。
薄暗い金堂内でじっくり拝見させていただいたが、前日まで霊宝館で公開されていた「血曼荼羅」は、残念ながら見ることは叶わなかった。
血曼荼羅とは、胎蔵界曼荼羅の中心にある大日如来像の宝冠を、平清盛自身が自らの血を絵具の中に混ぜ描いたとされる曼荼羅のことである。
薄暗い金堂内でじっくり拝見させていただいたが、前日まで霊宝館で公開されていた「血曼荼羅」は、残念ながら見ることは叶わなかった。
血曼荼羅とは、胎蔵界曼荼羅の中心にある大日如来像の宝冠を、平清盛自身が自らの血を絵具の中に混ぜ描いたとされる曼荼羅のことである。