ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

復習参考書で「雪舟」を読み解く

2024-04-30 11:33:31 | 美術展

数日前、京都国立博物館で「雪舟伝説」を鑑賞した。雪舟の真筆である国宝6点などを含む、伝雪舟筆の作品などをガラス越しではあるが堪能した。しかしながら、この貴重な雪舟文化財をみて回ったのだが、どうも館内が薄暗いせいか、私の眼とメガネの具合のせいか、いつものことだが大満足とはならなかった。そのフラストレーションを解消するのによく使う奥の手がある。

 

翌日、早速地元の図書館に行き、見てのとおり「雪舟」の図鑑 (小学館ギャラリー 新編 名宝日本の美術 第14巻「雪舟」)を借りてきた。展覧会で見た作品すべてとはいかないが、この図鑑に国宝6点や伝雪舟筆の作品の写真や、掲載されている作品の解説が事細かく記載されている。便利な復習参考書である。

 

この参考書を見ているといつも気づくことがある。予習していけばいいのに、と思うのだが、いつも復習になってしまっている。そして読み終わって思うことに、何よりもフラストレーションの要因は、私の知識不足であることに毎回気づかされるのである。

 

 

 

 

 

 

リポート/ 渡邉雄二

写真/ 図鑑 (小学館ギャラリー 新編 名宝日本の美術 第14巻「雪舟」)

 

#雪舟 #水墨画 #山水図 #国宝 #雪舟伝説 #京都国立博物館 #図鑑で復習 #奥の手

 

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おもしろいあそび

2024-04-29 11:26:18 | 雑感

モノトーンにしてみると

 

季節や時間が薄らいでゆく

 

なにかを頼りにフラッシュバックすると

 

鮮明にそのときが浮かんでくる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

#モノトーン

#情報が少なくなる

#フラッシュバック

#鮮明によみがえる

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万花、多様な姿に驚嘆する

2024-04-28 11:07:07 | 有形文化財

 

 

色とりどりの花は、

見る人を楽しませてくれる。

それぞれ色や形状そして香が異なる。

 

花が多様なのは

人間の観賞のためではない。

理解しているつもりであるが、

あまりにも身近で

癒やしの存在であるから、

そう思うのも不思議ではない。

 

近くで見れば見るほど、

不可思議に思うことがある。

なぜ、万花それぞれ、

こんなに違うのだろうか。

自然科学の領域になる。

 

難しいことはさておき、

日本の野生植物のなかで、

一番多い花の色は白系、次いで黄色系、

赤系、紫系、青系と続くらしい。

 

この時期に、水辺に咲く「ハナショウブ」を

西宮神社の神池で楽しませてもらった。

近くに寄り添うと、

花の形状や紫系の花弁の美しさに驚嘆する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

#西宮戎神社 #神池

#ハナショウブ #万花異なり

 

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魅力満載の 京博の「雪舟伝説」

2024-04-26 12:26:15 | 美術展

 

昨日、「雪舟伝説」を観に京都国立博物館へ行ってきた。

過去、何かの折に国宝の雪舟作品は観たことがあり衝撃を受けたことがある。その中でも、仏画を楽しむものとして「慧可断臂図」は目に焼き付いている作品である。

 

今回の京都国立博物館の「雪舟伝説」の展覧会では、雪舟が日本の美術史上に大きな影響を与えたことの功績を伝える特別展になっていた。まさに「雪舟伝説―『画聖(カリスマ)』の誕生―」と名打ってのものだった。

 

第1章から第7章までにわけられ、第1章「雪舟精髄」と題し国宝6点と重文3点が掛けられ、そして第2章が雪舟真筆や伝雪舟筆など9点が掛けられてあった。第3章からは、雪舟に倣い影響を受けた、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した絵師たちが、雪舟の絵を模倣し、雪舟の絵を写し技量を高めたという作品約70点が並んでいた。

 

その中でも、大好きな長谷川等伯の屏風絵「竹林七賢図屏風」は、雪舟が得意とする太く直線的な筆線でかたどった人物など雪舟の影響だといわれている。雪舟の「山水図」の他に、長谷川等伯や雲谷等益などが模倣した作品も展示されていた。

その他にも狩野探幽や山雪、安信や常信など狩野派の多くの絵師の、雪舟に影響されたという作品が並んでいた。

 

最後の第7章では、伊藤若冲の「普賢菩薩」、そして山口雪渓の「三十三観音図」や強烈な迫力を示していた「十六羅漢」など仏画や道釈画などの作品がめじろ押しだった。改めて、この企画ができたのは国立博物館のなせる業としか言いようがない、素晴らしい「雪舟伝説」であった。

 

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

 

#京都 #京都国立博物館 #雪舟伝説 #雪舟 #日本の美術史上に影響 #水墨画 #国宝6点

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彩色によって個性あふれる作品に 6月に体験会開催

2024-04-24 11:38:20 | 仏画曼荼羅アート教室

昨日は大阪西区民センターで仏画曼荼羅アート講座だった。

昨年9月、開催された体験会に参加され、

関心を寄せ、続けられている方々の作品である。

 

今年に入り、顔彩での彩色が始まり、

配色の難しさなどを体験しながら進んでいる。

課題の仏画の彩色は見本がなく、

ひとり一人が自由に色を配し楽しんでいる。

だから個性や気持ちが絵に表現される。

同じ画題でも、これほどまでに違うのか、と。

 

■体験会を開催します。6月25日(火) 13:30~15:30

募集は15名(先着順) 参加費1,000円

問い合わせ・申し込みは区民センター (06-6531-1400)へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二

作品/ 大阪市西区民センター教室の皆さん

 

#仏画曼荼羅アート #大阪西区民センター #彩色を楽しむ

#個性や思いが表現される #体験会開催

 

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