ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

洋画家 伊藤弘之先生の「私の視点」シリーズの第10回目の展覧会が19日から西宮「ギャラリーこもれび」で開催

2024-09-15 14:37:03 | 美術展

この「私の視点」の第1回目は2021年に、

フィレンチェ、ローマ探訪しヴェネチアのカーニバルを中心とした

作品群約70点が展示されたのはまだ記憶に新しい。

 

84歳からスタートしたこのシリーズは今回の展覧会で10回目。

約3年の間の想いをキャンバスに

小さいものから200号のサイズまで様々な作品が

多くの人たちを魅了してきた。

 

10回目の今回は、人・植物・動物などをメインに

“生けるものと自然との共存” をテーマに作品が並ぶ。

画業65年、ますます古翁の佳編の彩り冴える展覧会が

19日(木)~24日(火)まで、

西宮・中島町の「ギャラリーこもれび」で開催される。

 

21日(土)の午後1時30分から

伊藤弘之先生のギャラリートークが予定されている。

 

私の視点10回目を機に、さらなるチャレンジが続いてゆく。

この後も、10月に入り「西宮日本画協会 秋の小品展」、

そして「西宮芸術文化協会 近作展」への出展と続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

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現生にも極楽浄土が広がることを祈り 【即成院―<阿弥陀如来と二十五仏菩薩像>】

2024-09-13 14:21:58 | 歴史遺産「仏像」

御寺泉涌寺の境内にある即成院(そくじょういん)の「阿弥陀如来と二十五仏菩薩像」のことを知り、先日、実際にこの目で拝顔したいと出かけた。

阿弥陀如来が二十五菩薩を従え極楽より現世に来迎される姿を表した仏像が本堂に安置されていた。以前にも紹介したが、本堂内陣は、この世の中で極楽を感じられる場所『現世極楽浄土』と呼ばれる特別な雰囲気を醸し出していた。

 

菩薩像の多くは手に楽器をもち “仏さまのオーケストラ” とも呼ばれ、仏画でもその姿が描かれている。阿弥陀如来像を中心に菩薩が音楽を奏でながら天上から雲に乗りこの世に来迎する姿は壮大な世界を想像させてくれる。

 

即成院では毎年、10月の第3日曜日に法要が執り行われる。今年は20日(日)13時より行われ、極楽浄土に見立てた本堂と現世に見立てた地蔵堂との間に橋がかけられ、菩薩の教えやその功徳を称えた仏教歌謡の来迎和讃が境内に響くなか、大人や子どもたちが二十五の菩薩に扮し橋の上をゆっくりと練り歩く。その姿は、阿弥陀如来の来迎によって極楽浄土へと導かれる様子を表しているという。

 

寺院では、本尊を含む仏様や寺宝の歴史や軌跡などが積み重なり貴重なストーリー(文化財)として今に伝承されている。それを想像し楽しみたいものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が、阿弥陀如来坐像と二十五仏菩薩(重要文化財)

 

 

 

極楽浄土に見立てた本堂と現世に見立てた地蔵堂までを練り歩く(法要)

 

 

 

文/ 渡邉雄二

写真/ 渡邉雄二・ネットフリー画像

 

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唐時代の屈指の名品「婦人俑」 ふくよかな造形の美しさが際立つ 【大阪市立東洋陶磁美術館】

2024-09-12 10:14:43 | 美術館

展示台が回転することにより

いろんな方向から作品が楽しめる。

 

ふくよかで豊満なスタイルの

婦人俑が回転していたので

見惚れ動画撮影を忘れてしまった。

 

8世紀の唐時代のもので

婦人俑屈指の名品と書かれてあった。

 

彩色はほとんど落ちてしまっているが、

かえって造形の美しさが際立っていた。

 

よく見ると、

ふくよかなスタイルはもちろんだが、

首を傾けている姿や

指のしなやかさなどが美しさを増幅させる。

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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白象に乗る「普賢菩薩」、獅子に乗る「文殊菩薩」がさらに凛々しく 【仏画曼荼羅アート】

2024-09-10 11:51:07 | 仏画曼荼羅アート

各教室で小野大輔仏画師の美しい仏画を見本に稽古を行っている。

稽古は「丁寧」をテーマに、下絵を写し、彩色する。

 

泉佐野教室では、前々回から「普賢菩薩」と「文殊菩薩」を課題に取り組んでいる。

この両菩薩は釈迦如来像の脇侍としてよく見かける仏様である。

普賢菩薩は、名称通りに「普(あまね)く賢い者」の表す仏様で、世界にあまねく現れ仏の慈悲と物事を論理的に判断する理智を顕し人々を救う賢者である事を意味する。

 

一方、文殊菩薩は、 “三人寄れば文殊の知恵” とよく言われ馴染のある仏様。物事の正しいあり方を見極める力と判断力に優れ、その智慧で人々を悟りへ導くという役割をもつ。

 

仏像は台座に乗っているが、一般的に仏像の台座は蓮が多いのはご承知のとおり。中には鳥獣座(ちょうじゅうざ)とか禽獣座(きんじゅうざ)と呼ばれる動物の乗る姿をたまに見る。その中でも白象に乗る普賢菩薩、そして獅子に乗る文殊菩薩はよく見かける。両菩薩の理知と智慧などを意味する仏様だから、動物に乗る姿はさらに凛々しく見える。

 

2025年は「巳年」。巳年の本尊が「普賢菩薩」なので、思い思いの普賢菩薩を楽しみながら描くのも、来年への良き御縁が生まれることを願いながら・・・。

 

 

 

生徒さんの一人がお母様の着物の帯を使い軸装に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が白象に乗る普賢菩薩

 

 

 

 

 

 

 

 

以上が獅子に乗る文殊菩薩

 

文/ 渡邉雄二

作品/ 仏画曼荼羅アート

 

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五彩が放つ磁器の輝き

2024-09-09 22:17:49 | 伝統工芸

中国 明時代に景徳鎮窯で流行った

五彩の磁器が東洋陶磁美術館に

展示されていた。

 

ご覧のとおり、

白磁の釉上に赤や緑、黄色などの

上絵具で文様を描き低温度の窯で

焼きつけた盤、瓶、壺など。

 

色彩のない青磁器の中にあって

ひときわ五彩が放つ輝きに目が留まった。

 

 

 

五彩 牡丹文 盤

 

 

 

五彩 金蘭手手 瓢形瓶

 

 

 

緑地紅彩 宝相華唐草文 瓢形瓶

 

 

 

黄地青花紅彩 牡丹唐草文 瓢形瓶

 

 

 

黄地紅彩 龍文 壺

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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