ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

Bar GAMAの名物「タコライス」、情報ネットtenの増田さん絶賛

2024-08-30 14:28:57 | 雑感

メキシコ料理タコスの具材を米飯の上にのせた料理を「タコライス」という。沖縄料理として有名である。筆者は数年前まで知らなかったので、あまり偉そうなことは言えないが、沖縄県人、沖縄を愛する人にとっては定番中の定番の料理である。

 

先々週に、次女から連絡があり、「Bar GAMA (バー・ガマ)」(箕面市)が読売テレビの「お宝発見! 街かど☆トレジャー ten.」のレポーター・ますだおかだ増田さんが来て取材されたので見てね、という内容だった。

 

tenは夕方の情報番組で欠かさず視聴しているので楽しみにしていた。放映は8月21日で夕ご飯を食べながら時間帯で25分ほどのコーナー。取材当日、増田さんが阪急箕面駅近くの商店街をブラリして見つけたのがワインバー、その店のオーナーの女性が次に紹介したのが「Bar GAMA」。その店のオーナーが、実は次女の旦那である。

 

女性に引っ張られ連れていかれた増田さんが、GAMAに着くなり開口一番、この店の名物は? と切り出し、バーなのに義理の息子は「タコライス」と即答。なら食べたいということになり提供すると、増田さんはマジな顔で「これは旨い!」と。

筆者も数年前に、彼が作ってくれたタコライスがタコライスの初食だった。この味がお客さんに好まれ “GAMAの名物” として親しまれるようになった。

 

このタコライスにはパクチーが入っている。パクチー嫌いの増田さんは、この中のパクチーなら食べられるということで完食したという。

お笑い好きな彼は、ワインバーの女性を挟んで増田さんと漫才のようなやり取りが15分ほど続いた。増田さんの上手なツッコミに彼が店をするまでのいきさつなどを振り返り喋り続けた。

 

素晴らしいPRになったネ、と彼にラインすると、増田さんの懐の深さに感服しました、と。そして増田さんを引っ張ってきてくれたワインバーのオーナーにも感謝していた。

 

タコライスファンが増えるといいな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

写真/ YTV情報ネットten 「お宝発見! 街かど☆トレジャー」の映像を転載

 

#読売テレビ #情報ネットten #お宝発見! 街かど☆トレジャー #ますだおかだ増田 # Bar GAMA #GAMA名物タコライス #蒲太郎

 

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驚嘆する「白隠禅師」の表現力

2024-08-29 15:20:55 | 雑感

この絵であるが、臨済宗の中興の祖といわれる白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師が描いたものである。ユニークでユーモラスなタッチで描かれている。よく見ると、丸太橋の先が対崖まで届いていない。橋としては役立たずであるが、座頭(盲人)は懸命に渡ろうとしている。その姿の描写と、対崖と丸太橋の先との間に賛(文字)を入れ、その絶妙な描写が白隠禅師の真骨頂であろう。

 

その賛は、というと

 

養生も 浮世も 座頭の丸木ばし
渡る心が よき手引きかな

 

という文言に惹かれ、以前掲載した記事に加筆してみた。

 



絵を見ると、座頭が杖を頼りに丸太橋を渡ろうとしている。右端の座頭はその杖を伸ばし探りながら、次は体を折り曲げ手で確認するかのごとく、そして最後に杖に履物をくくりつけ腹ばいになって丸太橋を渡っている。なんと滑稽な姿で表現されている。思いもよらない発想で描く白隠禅師の芸術的表現力には驚嘆するばかりである。江戸時代に活躍した著名な浮世絵師たちも、きっと白隠禅師の絵の描写力を参考にしたに違いない、と勝手に思っているが・・。

 

この絵は、人生という厳しい橋を渡る様子を描いている。一人の人物の三段階変化を表わしているといわれている。つまり、眼の不自由な人に習え、ということだろう。座頭が丸木橋を渡るように、あわてず、そろりそろりと、慎重に渡ろうとする心構えが世の中を渡る手引きとなる、ということを伝えた一枚である。

過信していると、情けなくも高転びに転ぶことも多いということの暗示である。どんな時代でも大切な言葉として心に留めておきたいものである。

 

 

白隠禅師の自画像といわれている絵

 

 


文/ 渡邉雄二

写真/ 白隠慧鶴画のフリー画像より

 

#白隠慧鶴 #白隠禅師 #臨済宗禅僧 #江戸時代中期 #ユーモラスな画と賛 #巧みな表現力 #広告表現的にも最高峰 #高転びに転ぶ

 

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17世紀後半ごろからヨーロッパ、中国で人気を博した「鼻煙壷」 【大阪市立東洋陶磁美術館―鼻煙壷Ⅱ―】

2024-08-28 14:15:39 | 美術館

馴染の薄い美術工芸品「鼻煙壷(びえんこ)」を以前紹介したが、大阪市立東洋陶磁美術館の沖正一郎コレクションの優品を幾つかを撮影したので紹介させていただく。

 

「沖正一郎コレクション」と名付けられた鼻煙壷コレクションとあるが、沖氏(1926- 2016)とは、どんな人物なのかをまず簡単に紹介する。伊藤忠商事に勤務し香港駐在を経て西友ストアの常務に、1981年に初代ファミリーマートの社長に。そして良品計画の会長を務めた実業家であり、世界的にも有名な鼻煙壷収集家だった。長い年月をかけて収集した優品は各地の美術館等に寄贈された。

 

大阪市立東洋陶磁美術館をはじめ、北京・故宮博物院やロンドン・ヴィクトリア&アルバート博物館、世田谷美術館等に多数所蔵されている。東洋陶磁美術館には600点ほどありその中から今回は数百点が展示されている。

 

そもそも鼻煙壷とはなんだろう? という話だが、資料によると、粉末状の嗅ぎタバコ入れである。嗅ぎタバコとは17世紀後半ごろ、タバコを粉末状にして香料などを調合したものを鼻孔から直接吸引する、いまでいうタバコである。この習慣がヨーロッパから中国に伝わり、粉末タバコを入れて携行できるように蓋があり、そして匙(さじ)が付いた小さな壺が作られるようになった。

嗅ぎタバコを手の甲に乗せて鼻で吸い、また鼻の粘膜にこすりつける。持ち歩くことが前提なので、どれもサイズはだいたい同じ。大きくて高さ10㎝までで、通常は5、6㎝のものが人気だったようだ。人前に出して使うものだから、持ち主の趣味の良さを示すために高価な素材、凝った意匠の鼻煙壺がつくられた。

 

素材としては、玉(金)、メノウ、水晶、ガラス、象牙などの高価な素材が用いられるようになり、工芸技術を極めた精密な細工が施された独自の世界を創出していくことになった。

今回は、象牙や金属などに模様が彫られたものを集めてみた。本来は美術館に足を運んで鑑賞されるのが最良かと思うが、機会がない方は、ぜひ楽しんでいただければ・・。次はまた別の鼻煙壷を紹介する予定である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

象牙陽刻 龍船文 鼻煙壷 (高さ5.8㎝ 幅4.5㎝/ 19世紀~20世紀)

 

 

 

堆朱 孔雀文 鼻煙壷(ついしゅ くじゃくもん 高さ8.4㎝ 幅4.8㎝/ 19世紀~20世紀)

※堆朱とは彫漆のこと。素地の表面に漆を塗り重ねて層を作り、文様を レリーフ 状に表す技法

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

鼻煙壷/ 大阪市立東洋陶磁美術館

 

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蓮と五重塔のある風景

2024-08-26 09:50:00 | 文化想造塾「神社仏閣」

先日、東寺さんに参拝したおり、

南大門をはさむ土塀の前にある堀に

すこし萎れているかのように見える

蓮花が一輪ほど咲いていた。

 

周りには青々をしげる葉と、

花ビラを落とした花托が

この夏最後を告げているかのよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文・写真/ 渡邉雄二

 

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印相(手の形)で仏様の名前や意味がわかる

2024-08-24 15:39:47 | 仏画曼荼羅アート

記憶は定かではないが30年程前になろうか、合気道道場と太極拳道場に短期間ではあるが同時に通っていたことがある。目的は武道の教義としての瞑想と呼吸法を学ぶためである。

合気道の稽古では呼吸法と瞑想が稽古の最後のルーティンだった。瞑想のときに、教師の指導で胸の前で必ず手を組んで瞑想していた。まるで忍者が術をかけるためにする独特なスタイルだったことを記憶している。

 

その後、寺院で見た仏像の結ぶ手が合気道の瞑想時にしていた手の形とよく似ていると思ったことがある。それ以後、仏像や仏画に接するなかで、仏様の手の形、つまり「印相(いんそう/いんぞう)」に興味をもち、その重要性を改めて認識するようになった。

如来像、菩薩像、明王像、天部像のそれぞれの役割や意味を理解するうえで重要なのが印相であり持物である。それを見て仏様の名称や意味を知ることが可能なのである。

 

とくに如来像は顔の形や法衣等も同じようでなかなか見分けがつかない。たとえば、坐禅や瞑想する場合によくする印相が「禅定印」といわれるもの。膝の上で両手を重ね両手の親指の先を合わせた形でシンプルなものとして馴染がある。釈迦如来像の印相ということになる。一方、親指と人差し指の先をつけ両手を重ねた形が阿弥陀坐像の印相の形である。

 

日頃、手を結び、印相を組むのは坐禅やヨガそして武道などをされている方以外はほとんどないと言っても過言ではない。私の些細な経験から手を結ぶことによって集中力が高まるように思う。何かの機会に、ぜひ体感してみてください。

 

 

 

大日如来の智拳印

 

 

 

 

 

 

文/ 渡邉雄二

 

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