ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

ボランティア活動研修会で自分の立ち位置を知る

2023-10-30 15:42:59 | 雑感

 

 

先々週から風邪気味でいまだにスッキリしない体調が続いている。

そんな中、欠席できない研修会が2日間にわたり行われ、体調不良の老体にムチを打ち続けながら参加してきた。

 

大阪市の生涯学習インストラクターバンク登録前研修という名目の研修会で、「生涯学習とは?」、「ボランティア活動とは?」をメインテーマに勉強。日常で “ボランティア・生涯学習” という言葉はよく使うが、これらの活動の概念や詳細について甚だしい知識不足や理解不足だったことに改めて気づかされた。

 

2日目の「よりよいボランティア活動」という資料に「ボランティアとは?」という解説があった。まず一番目に「自発性」、自分の意志で行う。二番目に「創造性」、すでにある仕組みや発想を超える。三番目に「社会・地域貢献」、地域や社会をよりよくするためにさまざまな課題に対応する。そして最後に「無償性」、自分のためではなく誰かのために、というボランティア活動の指針が記されてあった。少し勘違いしやすいのが「奉仕活動」との違い。義務や強制ではなく自分の意志で行うこという記述に目が留まった。

 

項目の中で、大阪市内の現状と課題で、ちょっと驚くデータが記されてあった。令和2年国勢調査(大阪市)によると「大阪市の約46%が一人暮らし世帯」というもの。大阪市の一人暮らし世帯は78万4,785世帯で、そのうちの65歳以上の単独世帯が21万3,260世帯という。大都市でも、生産年齢人口及び15歳未満人口が減少し、高齢者人口の増加が続いている。地方や過疎地などはこの傾向が顕著であるのは言うまでもない。

 

縁あってこのような研修会に参加して初めて自分の立ち位置が見えてくるものだ。できることでさまざまな活動に参加しようと思っているが、近い将来ボランティアの助けがいる世代に入る。それでも人のために、社会のためにいま何ができるのだろうと考え動いてみようと思うキッカケになる研修会だった。

 

 

 

 

 

リポート/ 渡邉雄二

写真/ ボランティア活動フリー画像より

 

#大阪市立総合生涯学習センター #インストラクターバンク登録 #登録前の研修 #研修会&体験会 #ボランティア #ボランティア活動とは #生涯学習とは

 

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サイズ違いを楽しむ 【仏画曼荼羅アート】

2023-10-27 11:28:51 | 仏画曼荼羅アート

以前、半切1/2サイズの紙に仏画に般若心経を組み合わせた作品を作った。この度の課題の一つとして泉佐野教室でも半紙サイズの紙に「干支本尊」にチャレンジした。サイズが違うが同じ内容のものである。

 

 

 

  

 

  

 

 

 

作品/  仏画曼荼羅アート泉佐野教室

 

#仏画曼荼羅アート #曼荼羅アート #干支本尊 #お守り札 #大きさの対比

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どんな秋になるんだろう!?

2023-10-23 11:45:56 | 雑感

気温の寒暖差に体がなかなか馴染まない。体のセンサーがくたびれてきた。

せめて心のセンサーは感度良好を保っていたいものだ。

 

紅葉前線が南下中である。今秋ももうすぐ彩鮮やかに山々が染まってゆく。

今年はどんな彩をみせてくれるのだろう、楽しみである。

 

昨秋までの秋模様である。

センサーが動き始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真/ 渡邉雄二

 

#紅葉 #秋の彩り #秋の風景 #紅葉前線南下中 #山が染まる #センサーが働き始める #どんな秋だろう

 

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伊藤弘之絵画の真骨頂「カルーセル」の魅力 【伊藤弘之-さくら回廊展Ⅱ-】

2023-10-22 15:15:52 | 絵画

 

 

半世紀以上前の遊園地の華といえば、なんと言っても「メリーゴーランド」。回転木馬といった方が馴染みがよいかもしれない。子どもの頃に空き地に移動遊園地ができ、その中には必ずメリーゴーランドがあったのを記憶している。鼻たれ小僧には似合わない遊具で過去このかたメリーゴーランドに乗ったことがない。

 

メリーゴーランドが私の馴染になったのは、伊藤弘之先生の絵の中で表現されている様々な幻想的なメリーゴーランドを見てからである。それはメリーゴーランドというようは「カルーセル」という名称やイメージで描かれている。カルーセルから飛び出した木馬たちが飛翔する姿が映し出されている。

 

むかし、回転木馬という遊具だったのが、時代の流れや親しみやすいことからメリーゴーランドと呼ばれるように。このメリーゴーランドはフランスが発祥で、ヨーロッパを舞台にする映画にはよく登場していた。フランス生まれということからフランス語の「カルーセル」と呼ばれことも多くなった。

 

日本に初めてお目見えしたのが、大阪で行われた「第5回内国勧業博覧会」ということらしい。常設されたのが1918年に浅草の娯楽施設「木馬館」で、日本の最古のものといわれていたのが、3年前に閉館したとしまえんにあったカルーセル「エルドラド」である。

現在、人気のカルーセルといえば、皆さんご存じのとおり東京ディズニーランド「キャッセルカルーセル」やディズニーシーの「キャラバンカルーセル」などがある。

 

いまの遊園地にある遊具の人気は絶叫マシーンのようだが、オールドファンやファミリー層にはメリーゴーランドは無くてはならない存在である。木馬に座りゆるりと回る (merry go around 楽しく回る) 、その風景は郷愁を誘う。古き良き時代の遊び文化の象徴のように思えてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年に閉園されたとしまえんの、日本最古のカルーセル

 

 

リポート/ 渡邉雄二

作品/ 伊藤弘之

最後の写真/ 3年前に閉園になったとしまえのメリーゴーランドのフリー写真

 

#メリーゴーランド #回転木馬 #カルーセル #フランス発祥 #ディズニーランド #ディズニーシー #伊藤弘之のカルーセル #幻想的

 

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三頭身・白い肌・高貴な表情が「御所人形」の特徴 【有識御人形司 伊東久重の世界Ⅰ】

2023-10-20 16:15:41 | 伝統文化

 

 

10月11日から15日まで京都・虎屋ギャラリーで開催された有識御人形司 十二世伊東久重展に行ってきた。伊東久重さんのフェイスブック(FB)で御所人形に魅せられ、実物を是非とも鑑賞したいと思い出かけた。

 

御所人形の素材はいろいろあるようだが、伊東家は「木彫り」。30年以上も自然乾燥した桐が用いられている。桐の木地に胡粉を50回ほども塗り重ね、磨くことによって出る独特の肌の風合いが美しさを醸し出している。

見ての通り、透き通るような白い肌で品格の高さがうかがえる。そして最大の特徴は三頭身ということのようだ。三頭身だから人形の動きや表情が可愛らしい。あどけない稚児のふくよかな姿、時に愛らしく、時に凛とした表情を見せる気品ある姿が十二世伊東久重さんの匠の傑作である。

 

観賞用の人形として、宮中の慶事や出産、そして結婚など様々な祝い事の際に飾られてきた人形である。宮廷や公家、門跡寺院の人々に愛されたところから明治時代になって「御所人形」という名称で呼ばれるようになった。

昔から伝承されている匠の技のなかでも、「丁寧に」そして「時間を惜しむことなく」はどの時代でも先代から受け継がれている。しかしながら、新しい時代に向けて形状や表情は変化し、いつの世にも愛される「御所人形」として存在し続けていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラグビーボールを片手に

 

 

バットを左手に

 

 

リポート&写真/  渡邉雄二

 

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