先々週から風邪気味でいまだにスッキリしない体調が続いている。
そんな中、欠席できない研修会が2日間にわたり行われ、体調不良の老体にムチを打ち続けながら参加してきた。
大阪市の生涯学習インストラクターバンク登録前研修という名目の研修会で、「生涯学習とは?」、「ボランティア活動とは?」をメインテーマに勉強。日常で “ボランティア・生涯学習” という言葉はよく使うが、これらの活動の概念や詳細について甚だしい知識不足や理解不足だったことに改めて気づかされた。
2日目の「よりよいボランティア活動」という資料に「ボランティアとは?」という解説があった。まず一番目に「自発性」、自分の意志で行う。二番目に「創造性」、すでにある仕組みや発想を超える。三番目に「社会・地域貢献」、地域や社会をよりよくするためにさまざまな課題に対応する。そして最後に「無償性」、自分のためではなく誰かのために、というボランティア活動の指針が記されてあった。少し勘違いしやすいのが「奉仕活動」との違い。義務や強制ではなく自分の意志で行うこという記述に目が留まった。
項目の中で、大阪市内の現状と課題で、ちょっと驚くデータが記されてあった。令和2年国勢調査(大阪市)によると「大阪市の約46%が一人暮らし世帯」というもの。大阪市の一人暮らし世帯は78万4,785世帯で、そのうちの65歳以上の単独世帯が21万3,260世帯という。大都市でも、生産年齢人口及び15歳未満人口が減少し、高齢者人口の増加が続いている。地方や過疎地などはこの傾向が顕著であるのは言うまでもない。
縁あってこのような研修会に参加して初めて自分の立ち位置が見えてくるものだ。できることでさまざまな活動に参加しようと思っているが、近い将来ボランティアの助けがいる世代に入る。それでも人のために、社会のためにいま何ができるのだろうと考え動いてみようと思うキッカケになる研修会だった。
リポート/ 渡邉雄二
写真/ ボランティア活動フリー画像より
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