ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

今日は、昭和の日

2019-04-29 17:18:53 | 雑感
今日、4月29日は、私の中では「天皇誕生日」。その天皇陛下は「昭和天皇」である。
平成18年までは「みどりの日」で、翌年から「昭和の日」に制定された。
一時代前、「昭和」から「平成」に変わり、そして明後日に「令和」を迎えようとしている。
元号が変わることは、国家的、個人的にとっても大きな節目になることは間違いない。
新しい時代の幕開けである。誰しもが平和を望む。この陽のごとく明るく輝く時代になることを願ってやまない。


※写真はネットのフリー画像から転載
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めざす曼陀羅の世界

2019-04-27 22:03:30 | 文化想造塾「曼荼羅」
先月、仏画アートの神戸教室の皆さんと京都 東寺や大報恩寺の仏像見学ツアーを行った。
その時のメンバーのひとりの方が、行った思い出にと家で描かれ一枚を帰りの駅のホームでコソッと見せてもらった。
仏画に加え、東寺 五重塔を描かれていた。なんと味わいのある作品に仕上がっていた。周りには般若心経が書き添えられている。
写経、写仏といえばかたぐるしが、このように見たこと、感じたことを仏画やお経の中に織りまぜていくことこそ
、めざす曼荼羅の世界である。今日も大きな収穫があった。

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仁王像の阿吽形から学ぶ呼吸法

2019-04-23 13:48:46 | 文化想造塾「逸品殿堂」
大きなお寺に行くと山門(中門 南大門等)がある。その山門の両側には怖い顔した筋肉隆々の仁王像が立っている。
日本全国でこの仁王像がある寺は80寺近くある。その中で、よく知られているのが奈良の東大寺の南大門にある像だろう。

いつの頃からかは覚えてないが、これらの仁王像に関心を寄せるようになった。
これという理由は見当たらないないが、他の仏像同様、造形の美しさに惹かれている。
寺院に向かって右側に立つのが「阿形(あぎょう)」で、左に「吽形(うんぎょう)」である。
阿形は少し口が開いている。その「阿」は、すべての始まりを意味する。吽形は口を閉じ、終わりを意味する。
日本語の五十音でも「あ」で始まり「ん」で終わる。この仕様も、サンスクリット語が元になっているといわれている。

余談続きで恐縮であるが、仏画講座に入る直前にみなさんと一緒に呼吸法をする。
「あ」という音を発しながら息を吐く。吐き切ったら口を閉じると「ん」になる。この導音も「阿吽呼吸」として成り立っている。
いつもながら、仁王像の前に立つと呼吸を整えてから門をくぐることにしている。

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無策の船出の結果から、何かが見えてくる

2019-04-22 10:46:09 | 雑感
40年前の職場の同僚から、小生にとって貴重な資料が届いた。
血気盛んな時代の出来事の記録資料だから脳裏に焼きついている。

20歳台後半から転職し、独立する前の約9年間広告制作会社に勤務。そのあいだの4年間は極激務という表現が当てはまる。
週のうち半分は会社に寝泊まり。仮眠室があるわけではなく、デスクの横にダンボールをひき寝ていた。
残業手当がつくわけでもなく、当時の労働環境をいまに置き換えるなら言葉が見つからない。

数年間、月刊誌2誌を同時に発行していた。代表者の無謀な夢に付き合っていた。
広告制作会社が出版社を立ち上げ、出版業務の素人集団で出版業務の企画から編集、制作、取材、原稿作成、広告要請、販売まで
すべてをやっていたから不思議である。"やればできる" の精神だけで前に進んでいた。
そんなど素人集団の結末が新聞(写真)のとおりである。真ん中に小生の下向きの写真が掲載されている。

無謀な数年間だったが故に、振り返ってみると記憶から消えない人生のページとなった。
朱がいっぱい書き込まれたページだが、これが次のステージの色見本として役立ったことは間違いない。





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自然に逆らわない。これがドレスづくりの原点

2019-04-19 14:24:06 | 文化想造塾「逸品殿堂」
「人台にかかっている生地を自然にたらし、その動きに逆らわずピンを打つ」。
鳥丸軍雪(とりまるぐんゆき)さんがイブニング・ドレスをつくるときの序章である。
自然の動きをとらえ、直感で生地にピンを打ち、しなやかで流れるようなドレープを創りだしていく。
鳥丸さんのドレスづくりの真骨頂である。

先日、鳥丸さんのトークショーのあと、ドレスの作品の数々を拝見した。
しなやかに流れるように形状は、「ドレープの魔術師」といわれる所以である。
生地が形をなし、命が吹き込まれいまにも動きだしてくるようにも思えてくる。

鳥丸さんが一躍、世界のファッション界に名を轟かしたのは、故 英国のダイアナ元皇太子妃が来日され、
天皇陛下に接見されるときに着用したイブニング・ドレスをつくったデザイナーということで注目を集めた。
そのとき、すでに英国ではサッチャー元首相のドレスをはじめ、スウェーデン王国の王女、王妃のご用達として活躍していた。
日本では、黒柳徹子さんのステージ衣装を手掛けている。

「私は、自然界から学ぶ中で “自然に逆らわない”ことを生き方の大きな指針にしている」という。
とにかく必要でないものをもたない、つまりシンプルを最優先させている。鳥丸さんがよくいう “
修道院の感覚” をドレスに反映、静寂の世界観を創りあげている。その中に、英国が誇る伝統の重みを感じさせる。
※最後の写真2枚は、黒柳徹子さんのドレス















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