姫路城は、ご承知の通り世界遺産・国宝として国内外に知られ、訪れる観光客の多さでその知名度の高さが伺える。
その姫路城に隣接している名園「好古園」は、紅葉に訪れる観光客の目を楽しませている。
庭園は、9つの大小庭園と樹林帯や広場で構成されている。
また庭園内には、築地塀・屋敷門・長屋門や渡り廊下で結んだ「活水軒」「潮音斎」をはじめ、本格的な数寄屋建築の茶室「双樹庵」がある。
この渡り廊下から眺める紅葉は、燦然とした絵巻物のような風景である。
そしてこの庭園は、池や水の流れで結ばれた池泉回遊式庭園で、最大の特徴は世界遺産・国宝姫路城を借景として楽しめる。
歴史と自然がみごとに調和された優美な景観をつくり上げている。