ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

自然に笑顔が生まれる

2019-07-29 11:42:36 | 文化想造塾「曼荼羅」

仏画曼荼羅アートの各教室が、定期的に始まったのが今年から。その中で一番最初にスタートしたのが神戸北区。今年1月からなので昨日で7回目だ。
40歳代から80歳代までの方々7人が仏画と写経に向き合っている。神戸教室の方も課題の残りは家で仕上げ持参される。

昨日、80代の方の作品(扇型3点)を披ろうさせてもらうと、ご本人は「恥ずかしい、恥ずかしい」を連呼。「失敗作なんだから!」という言葉を背に、全員が出来映えを絶賛!想像力の素晴らしさ、そしてオリジナリティに溢れている、と。"80歳半ばにして、これ!" 驚きである。

他の方々の出来映えも見事である。心から賛美を贈った。
何よりもみなさんの笑顔が自然に生まれてくる。こんな場面に同席できることが嬉しくてたまらない。

 

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表現力、創造性がみるみるアップ

2019-07-25 14:21:54 | 文化想造塾「曼荼羅」
月の後半は泉佐野、箕面、神戸の教室が続く。それにイレギュラーとしてイベントやワークショップ等が入る。どの教室とも目からウロコが剥がれるくらいの感動や刺激をいただいている。
 
教室では、限られた時間なので課題は仕上げにくい。来月までに仕上げてきてください、なんて一度も言ったことはないのに、不思議にみなさんきっちり仕上げて持ってこられる。      
その仕上がりを見させていただくと、想像以上の独創力が発揮されている。課題の決まりごとは少しあるものの、その中でいかに"自分らしさ"を表現していただければ、この仏画曼荼羅アートの第一歩が踏み出せる。
 
先日、ある生徒さんから「般若心経の意味が少し理解できたらいいですね」という声がけがあった。大きな前進につながる言葉になった。きっと、また表現力が高まっていくに違いない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ダルマさんの表情ってさまざま

2019-07-21 11:38:03 | 文化想造塾「道釈画」

「ダ〜ルマさんダ〜ルマさんにらめっこしましょー」子どもころにこう言いながら遊んだことを思い出す。

そのダルマさんと言われる大師(お坊さん)の画を初めて見たときは、"こわ〜" と思ったことを覚えている。
彫りが深く目に特徴がある。インド人だから顔も髭も濃い。中国禅宗の開祖といわれているお坊さんだから日本の禅寺系の寺院にいくと達磨画をよく見かける。
そんな怖い顔でも描いた人によって表情がさまざま。その違いを見るのが楽しい。
右下の写真は宮本武蔵作

 

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文様の美しさを生活空間へ

2019-07-16 17:42:51 | 文化想造塾「逸品殿堂」

先日、文様の概念や歴史の話を聞く機会があった。日本の伝統文化を紐解くジャンルとして存在感を示すものと改めて思った。

その中でも少し馴染みがあるとしたら「吉祥文様」だろう。吉祥文様はご存知のように縁起が良く、幸福を呼び込む文様とされている。由来は中国からのものと日本の縁起物に由来する柄・模様とがあるようだ。たとえば、中国由来の柄・模様としては宝物と言われるものを集めた「宝尽くし」と、発展や成功の象徴になっている「龍」とがある。一方、日本由来の柄・模様としては周知の「松竹梅」や「鶴亀」が代表的な文様モチーフと言っていいだろう。そのモチーフになっているのが大きく分けると「植物」「動物」「器物」「風物」「図象」「故事」などがありくめども尽きぬ多さに驚く。

 いずれも吉祥文様のほとんどが着物のデザイン柄に使われ着物文化とともに発展してきた。しかしながら着物が廃れ始めた昭和中期ごろから文様は伝統文化扱いの一角になっているのは確かである。しかしながら改めて注視すると美しさを際立たせる潜在美的能力を持っているような気がする。好みや年齢のせいかもしれないが、主役を際立たせる脇の美しさをかもし出す。吉祥文様の中でもよく知られている「松竹梅」はその典型である。常緑で寿命が長い松、積雪にも折れない竹、冬の寒い中でも蕾を付け芳香を漂わす梅を表し、主役の価値をより一層高めているのは間違いない。

そんな文様が伝統文化財としての情報素材だけの役割に留まるのはあまりにも惜しい。

※写真はYahooの写真を転載

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明治13年建築、旧三井家別邸

2019-07-15 14:27:14 | 歴史建造物

ご縁があって旧三井家下鴨別邸を訪問。ご存知の方も多いと思うが、三階に望楼をもつ和風建築の代表的な建物。城でいうなら天守閣的な存在のもの、それが住宅の主屋に火の見櫓的に存在するのは数少ない。豪商としての大きなシンボルの一つである。

また玄関棟は、和風意匠を基調に椅子坐式構成として天井を高くしている。そして主屋の隣の茶室の次の間には梅鉢型窓や円窓が施されている。
庭は池泉回遊式庭園でケヤキを大樹に素朴な雰囲気でまとめられている。

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