ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

少し理解して音読すると、何かを感じる

2019-08-30 14:04:26 | 文化想造塾「曼荼羅」

先日、仏画曼陀羅アート教室で、生徒さんから瀬戸内寂聴さんの美しい和訳付きの般若心経のコピーをいただいた。その始めの書出しに、黙読してもよし、音読してもよし、書き写してもよし、と書いてあった。
教室では始める前にできるかぎり呼吸法と瞑想を5分程度行っている。呼吸を整えることによって、また瞑想することによって作業への扉がスムースに開くと思っている。

今回このコピーを見ながら、まず私が和訳を音読した。般若心経の和訳はいろいろある中で、この寂聴さんの和訳が非常に解りやすく美しい気がした。心経をより理解して書くと、書き手の想いが仏画曼陀羅へ反映されるような気がする。その想いを大事にするためにも、般若心経を全員で音読しようと思っている。

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読経を耳に、糸がほぐれていく

2019-08-26 15:42:49 | 雑感

先日、京都西本願寺に参拝した。
先祖が祀られる宗派の大本山ということでよく訪ねる。
今回は、修復工事で阿弥陀堂の宮殿は閉鎖され、御影堂の親鸞聖人像と拝むのみになった。

いつものことながらこの本堂で少々の時間を過ごさせていただく。聞こえてくる法要の読経が心地よさを助長してくれる。それを耳に自分に、また先祖に語りかける無二のステージになる。紡いだ糸がほどけていくようである。

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泥の中で命を循環させる

2019-08-13 11:24:51 | 雑感

夏の風物詩の中でも「蓮」は神聖なものとして捉えられているのは周知のことである。泥の中にありながら清く美しく咲く花としてもインスタ映えする。

ハスの花の寿命は4日間ほどと言われている。水面から花弁が顔を出したときは「とっくり型」、2日目になると「おわん型」に。3日目になると「おさら型」に開く。そして色あせた花弁は一片、二片とひとひらづつ散り始める。

花弁は一片もなくなり、花托(かたく)だけが残る。やがて、成長した花托は緑色になり、茶褐色の果托(かたく)に成長、蜂の巣状の穴の中にある実も熟し黒色に変色する。

成熟したハスの実は蓮池に落ち、池の底で根茎(こんけい・蓮根)となり、また翌年の夏を楽しませてくれる。

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京都には「映画」という文化遺産もある

2019-08-12 11:12:49 | 伝統文化

京都府京都文化博物館は京都府、文化博物館所蔵のコレクションや京都ならではの美術品の、ユニークな企画展等が開催され多く来場者を集めている。

先日、近くまで行ったので、いま開催中の池大雅展を観に行った。そのチケットで、ラッキーなことに「銀幕が汗をかく-映画で感じる夏」と題しフィルムシアタープログラムの一つ、1949年の黒澤映画「野良犬」を観ることができた。

シアターに入ると60代以上の映画好きそうなおっさんたちで満杯になっていた。もちろんモノクロ作品、上映時間は2時間を超える。この時代の映画で2時間を超えるものは珍しい。いくつかのシーンでは長い時間を割き、いろんなカットを組み合わせよりリアル感をつくり出していた。さすが黒澤明、と思わせる。

久しぶりに黒澤映画を観た。京都府が所蔵するフィルムを文化博物館で紹介している。京都ならではの文化遺産として残し紹介してほしいと思う。
今月末までいろんなフィルムが上映される。
石原裕次郎がちょい役の不良者と出演している「太陽の季節」や「狂った果実」「張込み」「喜劇 駅前旅館」などが上映される。

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炎天下で、水上橋からみる景色

2019-08-11 10:28:58 | 雑感

神さんが通った水上橋。
どんな景色が映るのか神さんの足跡をたどってみた。
それどころじゃ〜ねぇぞ!
すべてが体から放出されていく。
こんな時期に渡るバカは見たことない、と天上から笑い声が聞こえてきた。

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