先日、仏画曼陀羅アート教室で、生徒さんから瀬戸内寂聴さんの美しい和訳付きの般若心経のコピーをいただいた。その始めの書出しに、黙読してもよし、音読してもよし、書き写してもよし、と書いてあった。
教室では始める前にできるかぎり呼吸法と瞑想を5分程度行っている。呼吸を整えることによって、また瞑想することによって作業への扉がスムースに開くと思っている。
今回このコピーを見ながら、まず私が和訳を音読した。般若心経の和訳はいろいろある中で、この寂聴さんの和訳が非常に解りやすく美しい気がした。心経をより理解して書くと、書き手の想いが仏画曼陀羅へ反映されるような気がする。その想いを大事にするためにも、般若心経を全員で音読しようと思っている。