滋賀県・比良山釈迦岳の麓にある大仏師・渡邊勢山氏の工房「勢山社」を訪ねた。
現在、造顕中の仏像から、修復しているものまで、見せていただいた。今回は、まず見て楽しんでいただこうと写真を中心に掲載。(無断転載は禁じています)
造顕中の丈六佛(一丈六尺)「阿弥陀如来坐像」
荒削が終わり、これから形・位置などの微妙な調整をし仕上げに入るところ。、そして漆を塗り、金箔を張る。
仏像に使われる木材の種類。(白檀・桐・桂・楠・欅・檜) 300年から500年かけて仏像用に育てる。
仏像造りには木選びが何よりも大事と言われている。渡邊勢山師は山に入り木を自らが選び切り出す。
勢山師がよく言われる。「祈りとともに歩んだ千年前の仏像 千年の未来を託す新生の仏像」がある。
「千年もつ仏像を造るには、やはり木が命です」と。
<2011年に取材した内容のもの>
如来座像の正面と斜めから。
如来座像の横姿。なんと肩からのラインが艶やかで色っぽい。
この背姿の美しさに魅了される。
すでに納佛された一丈八尺の千手観音像の原型
筆者が仏師風(?)に如来様に寄り添ってみた。(大きさ比較)
現在、造顕中の仏像から、修復しているものまで、見せていただいた。今回は、まず見て楽しんでいただこうと写真を中心に掲載。(無断転載は禁じています)
造顕中の丈六佛(一丈六尺)「阿弥陀如来坐像」
荒削が終わり、これから形・位置などの微妙な調整をし仕上げに入るところ。、そして漆を塗り、金箔を張る。
仏像に使われる木材の種類。(白檀・桐・桂・楠・欅・檜) 300年から500年かけて仏像用に育てる。
仏像造りには木選びが何よりも大事と言われている。渡邊勢山師は山に入り木を自らが選び切り出す。
勢山師がよく言われる。「祈りとともに歩んだ千年前の仏像 千年の未来を託す新生の仏像」がある。
「千年もつ仏像を造るには、やはり木が命です」と。
<2011年に取材した内容のもの>
如来座像の正面と斜めから。
如来座像の横姿。なんと肩からのラインが艶やかで色っぽい。
この背姿の美しさに魅了される。
すでに納佛された一丈八尺の千手観音像の原型
筆者が仏師風(?)に如来様に寄り添ってみた。(大きさ比較)