ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

"蛤とシギ"で漁夫の利!?

2018-02-25 11:30:52 | 雑感
先日、骨董屋を覗いたとき、可愛いらしい木彫りの置物を見た。
しげしげ見てると、オヤジが、蛤の上にシギが乗ってまんねん!と。
"蛤とシギ"の話、しってはりまっか、と聞かれたが、私の反応の無さをみて解説が始まった。
「漁夫の利」の言葉が生まれたのが、"蛤とシギ"の格闘から、という。ご存知の通り、当事者同士が争っているうちに、第三者が何の苦労もなく利益をさらうことのたとえ、である。

それが不思議な組み合わせ"蛤とシギ"だったというはなし。
骨董屋のオヤジはさすが詳しい。話を聞くだけでも価値ある。聞くだけで買わずに帰りよった、という言葉が背中から聞こえきそう。




画像は Yahooより転載



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大阪を支える原動力。

2018-02-24 18:35:52 | 雑感
大阪の地域経済の繁忙は、梅田、難波、天王寺の南北ラインに集中している。改めて大阪の盛況を難波に集まる人の多さで実感する。
30年前のバブル景気以上の活性に驚かされる。
その活性の原動力になっているのが、海外から観光客。それもほとんどがアジアからの若者たち。難波から流れる商店街も若者対象した店舗形態、商品構成でユニークな店構え。"面白い、楽しい"が街の空気を創りだしている。

違和感を感じながらも楽しい気分になれるのは何故なんだろう。

















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三重塔

2018-02-24 09:16:35 | 文化想造塾「神社仏閣」
陽を浴びる鶴林寺の三重塔

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海 霞む

2018-02-22 15:47:42 | 雑感
閃々の陽 海峡かすむ 潮の香





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一枝の春

2018-02-21 16:58:34 | 一茶庵「易社」
仲春に咲く花、白梅。雨水の頃には紅梅が香る。梅は香りを楽しむ。
一方、桜は匂う。色映えを楽しむ花である。

昨夜の稽古では梅がテーマ。梅は中国の花、江南地域が原産地とされている。その地で詠われた詩がいまの世にも継がれている。

その詩は「一枝の春」。
                  
折花逢驛使 ひと枝折って 駅使に託す
寄與隴頭人 隴山(ロウザン)のふもとのあなたへ
江南無所有 江南に良きもの無し
聊贈一枝春 ただあるは「一枝の春」、いま贈らん。

作者は、江南地域に住む陸凱(リクガイ)という人。この詩だけで名が残っている人のようだ。北方にいる友人のもとに、何か贈り物をしたいが、何もない。そこで思いついたのが梅の花を折って、この詩とともに贈った。
それを「一枝の春」と表現した、といまに伝えられている。

そんな話を聞き、春の陽射しを心待ちにしながら煎茶を楽しませてもらった。



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