昨夜のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」で、織田信長の比叡山焼き討ちのシーンが放映された。
一年前の今日、比叡山と、明智光秀とゆかりが深い西教寺に行った時のことをブログやSNS等で触れていたので、昨夜放送の大河ドラマとの内容が一年違いではあるが偶然にも重なり少々驚いている。
一年前に書いた記事を読み返してみると
先日、比叡山延暦寺を訪ねた帰りに西教寺を参拝した。
ご存知の方も多いと思うが、同寺は来年から始まるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公「明智光秀」ゆかりの地である。
1571年、織田信長の比叡山焼き討ちの際に焼失した西教寺を復興したのが、坂本城主だった光秀である。それゆえに光秀一族の菩提寺になっている。
静寂さ中に天台真盛宗派本山として凛と佇んでいる。この西教寺には「手白のましら(猿)伝説」があり、上人の御徳は鳥獣にも及ぶほどである。
こうして寺を護る猿として「護猿[ござる]」となり、縁がござる、福がござるといって親しまれ、ごえんと呼んで「五猿」と書き、五匹の猿が念仏を唱えている姿が語り継がれている。
その五猿をシンボライズして猿瓦が随所に見られる。鬼瓦の横にお猿さんが座り見守り続けている。
本殿に行くまでの少し上り坂の一本道は紅葉ロードといわれ、ドラマ撮影のロケにもよく使われている。その中でも忠臣蔵の、雪の中で出陣するシーンは有名である。