ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

明智光秀のゆかりのお寺、比叡山 西教寺

2020-11-30 21:17:39 | 文化想造塾「神社仏閣」

昨夜のNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」で、織田信長の比叡山焼き討ちのシーンが放映された。

一年前の今日、比叡山と、明智光秀とゆかりが深い西教寺に行った時のことをブログやSNS等で触れていたので、昨夜放送の大河ドラマとの内容が一年違いではあるが偶然にも重なり少々驚いている。

一年前に書いた記事を読み返してみると

先日、比叡山延暦寺を訪ねた帰りに西教寺を参拝した。
ご存知の方も多いと思うが、同寺は来年から始まるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公「明智光秀」ゆかりの地である。

1571年、織田信長の比叡山焼き討ちの際に焼失した西教寺を復興したのが、坂本城主だった光秀である。それゆえに光秀一族の菩提寺になっている。



静寂さ中に天台真盛宗派本山として凛と佇んでいる。この西教寺には「手白のましら(猿)伝説」があり、上人の御徳は鳥獣にも及ぶほどである。
こうして寺を護る猿として「護猿[ござる]」となり、縁がござる、福がござるといって親しまれ、ごえんと呼んで「五猿」と書き、五匹の猿が念仏を唱えている姿が語り継がれている。
その五猿をシンボライズして猿瓦が随所に見られる。鬼瓦の横にお猿さんが座り見守り続けている。

本殿に行くまでの少し上り坂の一本道は紅葉ロードといわれ、ドラマ撮影のロケにもよく使われている。その中でも忠臣蔵の、雪の中で出陣するシーンは有名である。

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傑作、制作進行中!【仏画曼荼羅アート教室】

2020-11-29 11:38:19 | 文化想造塾「曼荼羅」

13仏の来迎図の下描きと、

色鉛筆で着色された13仏。

 

先日来の課題(900㎜×1500㎜)を家でコツコツと制作、

途中段階ではあるが教室に持参されお披露目された。

 

大作が完成に近づいている。毎日、空いた時間を利用し励んでおられる。

着色されている方は80歳半ば。いまは、毎日和紙に向かうのが楽しくて、

と嬉しそうにおっしゃる。

 

皆さん、楽しんで描かれている。

その気持ちが仏画の顔や姿に現れている。

紙の中から仏様が語りかけつくるようである。

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京の東山は、陽光が似合う

2020-11-27 21:20:59 | 文化想造塾「神社仏閣」

小春日和だったせいか、京都東山も陽射しがさしていた。

雲龍院の霊明殿で写経を終え、本殿に行く途中、

灯篭を中心に菊の御紋を形どった白い砂利が陽光に包まれていた。

また、手洗い場の格子の窓を遮るかのように強い斜光がさし込んでいた。

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梵字の謎が解け、また一歩前進

2020-11-26 14:35:45 | 文化想造塾「神社仏閣」

皇室とゆかりが深く、「御寺(みてら)」と呼ばれる真言宗泉涌寺派の総本山である泉涌寺(せんにゅうじ)の山内寺院の一つである「雲龍院」に先日行ってきた。

日本庭園の美しさもさることながら、写経体験ができるのが魅力でよく出かけている。この度は、写経を仏画曼荼羅アート教室の皆さんと一緒に写経と京都の秋を楽しむために参拝させていただいた。

雲龍院を訪れるたびに「悟りの間」に入り、円形、長方形の障子などを鑑賞する。その部屋の小さな床の間には梵字で書かれているお軸がいつも掛けられている。気にはなっていたが、意味がわからないので素通りしていた。その内容について同行した方から先日、情報を提供いただいた。

その情報を元に調べてみると、「光明真言」というものであることがわかった。密教の真言で、23の梵字に、最後の休止符「ウン」を加えて、合計24の梵字が連なる真言ということである。そのまま梵字で梵音を読誦するということで翻訳されていない、ということである。

オン アボキャ ベイロシャノウ 

マカボダラ マニ ハンドマ

ジンバラ ハラバリタヤ ウン

と発音し、読誦する。

内容は、アボキャは不空成就如来を、ベイロシャノウは大日如来を、マカボダラは阿閦如来を、マニは宝生如来を、ハンドマは阿弥陀如来を指すと解釈され、金剛界五仏(五智如来)が光明を放つように如来を読誦し祈願する真言のようである。

仏画曼荼羅を描いている教室としては、また一つ謎が解け、理解を深めながらまた一歩前進したようである。

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京の秋分を堪能

2020-11-25 16:05:45 | 日本の美

昨日、仏画曼荼羅アート教室の方々と京都へ行った。

 

御寺泉涌寺塔頭の雲龍院の写経で一日がスタート。

写経の後は、抹茶と茶菓子をいただきながら、

秋色に染まる日本庭園を楽しんだ。

 

雲龍院を後に建仁寺へ。

俵屋宗達の風神雷神や天井の双龍図を鑑賞。

 

そして南禅寺塔頭の天授庵の庭園を散策。

 

最後が錦織なす名勝永観堂の、陽光に煌めく紅葉を満喫。

締めとして、本尊 阿弥陀立像(みかえり阿弥陀)を拝観し、

心ゆくまで京の秋分を堪能した。

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