一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

465  寒の月煌々と雲よせつけず  歩智

2012年01月06日 | 

 (かんのつき こうこうとくも よせつけず)   

今日は小寒で寒の入り。寒は、小寒から大寒までの16日間を言う。又、節分までをいう場合もある。

 

さて、明るさを示す「こうこう」には、煌々、晃々、杲々、皓々、皎々、耿々、があって、どの字を選ぶか、迷うかもしれない。煌々は、この中では、最も明るいはずだから、寒の月には最もふさわしいかもしれない

 

雲がないことを「よせつけず」と擬人化したのが、寒の月の凄まじさを言い得ている。

キンカン(金柑)

写真は、去年のキンカン

 

金柑や去年は豊作今年は不作

コメント
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