一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

469  又しても後前なり重ね着て  佳津

2012年01月10日 | 

(またしても  うしろまえなり  かさねきて)

 

えっ、あなたも・・・・お若いのに・・・・・・ド忘れ、物忘れ、人の名前が出て来ないなどは序の口よ。裏返しで着たり、前後逆で着たり、そんなこと誰にだってある。気にしない、気にしない・・・・・

 

つまり、あなたのように優秀だった人ほど、ショックは大きいのでしょうね。私なんか、子供の頃からしょっちゅう抜けてましたから、皆に笑われますけど、ちっとも気になりませんよ

 

この句の「前後」を「後前」と逆にしたのがうまい工夫ですね。

 

コメント
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