一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

481  この十年癌になっても風邪引かず   遊石

2012年01月22日 | 

(このじゅうねん がんになっても  かぜひかず)

 

食道癌の手術をして早7年、再発の危機はどうやら脱したようです。しかし、手足のしびれなどの後遺症に悩まされ、とても以前のようには戻ってはいないようです。

 

ですから、あんなに熱心だったテニスも陶芸も止めてしまったが、俳句だけはこうして続けているのは、実に有難いことです。

 

 作者は、未だに酒は飲むし煙草は吸うしで、自業自得とも言えるでしょう。勿論そんなこと、本人は、百も承知のようです。

 

 しかし、そんな辛い生活をしていても、手術後に一度も風邪を引いたことがない、というから驚きです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする