一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

477  薪割れば寒の鉄砲虫白し

2012年01月18日 | 

(まきわれば かんのてっぽうむし しろし)

 

テッポウムシ(鉄砲虫)は、カミキリムシ(紙切り虫、天牛)の幼虫である。しかし、インターネットで鉄砲虫を検索しても、ほとんど資料がない。つまり、だーれもほとんど知らないらしい。

 

成虫のカミキリムシは、日本で800種あるそうだから、研究し尽くされているようだが、幼虫の鉄砲虫となると、そのほとんどの生態は知られていないらしい。なにせ、木の中で暮らしているんだから、知りようがないのだろう。

 しかし、私は昨日、一日赤松を割っていた。枯れた赤松に暮らす鉄砲虫は、「クロカミキリ」の幼虫に間違いない、と思う。

 

 鉄砲虫を炒って塩を振って食べると実に美味しいのだが、火焚き鳥(窯の鳥、ジョウビタキ)が、私のすぐ上で食事を待っているので、残しておいてあげます。

 

クロカミキリの幼虫

テッポウムシ(鉄砲虫)

コメント (4)
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