(みつひでの てんかみっかの よめがきみ)
ネズミ(鼠)は、古今東西いづれも穀物を食べる害獣として、又、ペストなどの病原菌を運ぶとして忌み嫌われてきた。
ネズミは、一度に6~8匹の子供を産み、ハツカネズミなどはわずか3,4週間で性成熟し、いわゆる「ネズミ算式」に繁殖するという。都会では、巨大なドブネズミが大量発生しているとも聞く。
しかし、そんなネズミも、正月の三が日だけは、「嫁が君」と呼ばれ、飯や米、餅などを供えもてなす風習があるという。今でも、地方にはそんな風習が残っているのだろうか。
嫁が君さん、明知光秀の三日天下と同じで、三が日が終わったから、今日からは再び嫌われ者のネズミに戻りましたなあ、可哀そうに。
ヤブツバキ(薮椿)