(どよううなぎ さんやブルース ききながら)
最近、ニホンウナギの産卵地が太平洋、グァム島の西側、マリアナ海嶺のスルガ海山付近であることが分かったそうである。
その卵が孵って、黒潮に乗って再び川を遡上する。その頃のウナギはシラスと言って、透明な5センチ程度。海岸近くのこれを網で捕獲して養殖場で育て出荷する。
最近は、中国産が増えているようだが、今年は、マダカスカル産まで空輸し始めたそうである。資本力で世界中のウナギを集めてまで、土用鰻を食べる必要が、果たしてあるのだろうか。
ウナギだけではなく、乱獲によって日本近海の魚類の漁獲量は、減り続けている。このまま放置しておけば、近い将来ウナギは絶滅危惧種になるに違いない。
1億人の日本人の欲望のすごさに驚くばかりだ。私は、そんなこと考えもせず、今まで十分ウナギは食べてきた。だから、もう食べなくてもいいだろう。
70年安保世代に多大な精神的影響を与えた「山谷ブルース」も、今では作者も私達と共にお蔵入り。でも、良かったらクリックして聞いてみて下さい。いい歌です。
ミソハギ(禊萩)ミソハギ科ミソハギ属の多年草