一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

653  月光とふはふは遊ぶ合歓の花   あや

2012年07月25日 | 

(げっこうと ふわふわあそぶ ねむのはな)

 熱海のような傾斜の多い土地に水平な道路を作るとなると、左右に石垣を作らねばならぬ。お金も平地の倍はかかるだろうし、実に不経済ではあるが、利点もある。

 落葉高木と言われている木々の花が、目の前で見ることができるからだ。合歓の花を目の前で見ることができるのも、傾斜地に住んでいるからだろう。

 さてこの句、合歓の花が月光とふわふわ遊んでいるという。自宅でもマンションでもどちらでもいいが、庭に合歓の木があって、作者の部屋は、合歓をやや見下ろす2階か3階くらいだろう。そうでないと、この情景を間近に見ることは出来ない。

 この時期に、こういう情景を眺められる幸運な人は、日本に0.01%もいないだろうと思う。もうすぐ満月だから、見に行ってみようかな。花火なんかより、ずっとぞくぞくするよ、きっと。

ネムノキ(合歓の木) ネムノキ科(広い意味でマメ科)の落葉高木。

コメント
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