一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

821  宿かせと刀投出す吹雪かな   蕪村

2013年01月13日 | 

(やどかせと かたななげだす ふぶきかな)

 どんなに猛烈な吹雪だったからといって、武士が刀を投げ出すことはなかろう。つまり、作者はこの武士が、如何に武士らしくない武士だったかを言いたかったのだろう。私は、黒沢監督の映画に出て来る三船敏郎を想像してしまった。

 そう言えば、世界の黒沢と言われ、日本映画界の英雄的存在の黒沢明監督の数々の映画。私はどうしても好きになれない。あんな泥臭い映画のどこがいいのだろう。

コメント
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