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一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

822  冬ざれや枯れて伐らるるホルトの木

2013年01月14日 | 

 ホルトノ木の「ホルト」とは、ポルトガルのこと。薬用に使われていたホルト油(オリーブオイル)が採れるオリーブの木と、葉や実がよく似ているので「ホルトの木」と名付けられたそうである。江戸時代に、オリーブの木と間違えられて、関東以南の各地に植えられたようである。

 植木屋の話では、熱海市内に点在するそのホルトノキが、次々と枯れているそうである。ほとんどが高さ10メートルを越え、樹齢200年以上はありそうな大木ばかりなのだ。

 松枯れはほぼ全国的に蔓延したようだが、今度はホルトノキなのだろうか。

ホルトノキ科ホルトノキ属、(別名、ズクノキ、ハボソノキ、モガシ)

常緑のホルトノキに葉がありません