一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1437   第221回 1月 岩戸句会  

2015年02月05日 | 岩戸句会

初つらら防災小屋の赤いドア      炎火

それぞれにお正月ありテロリスト

 

笑いヨガの教室に湧く初笑い      薪

山裾の芽吹き促す水の音

 

旧友で少し恋人雪見酒         洋子

初笑い羽織袴の犬が来て

 

息災を息災のみを初詣         稱子

除夜の鐘二十三二十四微睡みぬ

 

久し振りダイヤの指輪新年会      歩智

犬もまた家族となりて納札

 

烈風を巻き込み昇るどんど焼         豊春

大寒の玻璃戸内なる日射しかな

 

バス待ちは老人ばかり氷雨ふる    余白

校庭の雨水に咲く色長靴

 

風邪気味に無上の薬友来たり     章子

初笑い縮緬皺の増えにけり

 

薪割りを鳥が見ている冬木の芽  雲水

雄犬の食欲不振春隣

コメント
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