笑いが病気の改善に効果があることは、相当古くから分かっていたらしい。「笑う門には福来たる」という諺があるし、その効果は絶大なのである。日本には、落語や漫才など、いわゆる笑いの民間療法が昔からある。
最近は、日本笑い学会や笑いヨガ学会、笑い塾などが、日本全国で「笑いの教室」を開催しているという。確かに、最近の日本から「笑い」が減っているのは事実なようで、だからこそ「笑いの教室」が必要なのだろうし、流行っているのだろう。
しかし、どんな笑いにも質が必要なのであって、最近のテレビの娯楽番組などでは、出演しているタレントがげらげら笑っているが、あんなつまらないものはない。チャップリンも寅さんなど良い映画の出演者は、げらげら笑ってなどいないではないか。
あおき(青木)