♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

BS日本のうた

2006年07月23日 | 演歌・歌謡曲
★昨夜の「BS日本のうた」は、大阪府柏原市という、まさに河内そのものといった会場からだった。テーマもずばり「好きやねん大阪」で、オープニングの全員による『王将』から始まって、大阪のご当地ソングが続いた。会場が最高に盛り上がったのは、中村美律子の『美律子の河内音頭』だった。
若手歌手が、永井みゆき、岩出和也、一葉、ヤン・チェンと4人出演するので注目した。しかも中国出身のヤン・チェン以外の3人は地元大阪出身というのがいい。

★若手4人の中で一番よかったのが一葉だった。カバーの『大阪で生まれた女』は、私があまり好きではなかったこの曲を、いい歌だなと見直させてくれた。『涙のリバー』は、直前が『美律子の河内音頭』で会場の熱気さめやらずという中、一転してブルースの熱唱が格好よく決まっていて、すっかり一葉の世界になっていた。初めて見る衣装に着替えてきたが、曲にマッチしていた。

★永井みゆきは、まずデビュー曲『大阪すずめ』だった。本調子でないのか声があまりよく出ていないように感じた。もう1曲は三門忠司とのデュエット『小春三吉相惚れ駒』だった。これも悪くないが、新曲『大阪やどり』を聴きたかった。三門忠司もどうせなら『大阪夜雨』を唄ってほしかった。

★岩出和也のカバー曲は、フランク永井の『こいさんのラブ・コール』だった。彼は大阪出身だがあまりその雰囲気がなく、持ち歌にも大阪をテーマにしたものがない。でも今回の『こいさんのラブ・コール』を聴いて、やはり浪花っ子だなと思った。新曲『北ターミナル』も声がよく伸びていい感じだった。
ほかにも印象に残った歌手はあったが、一応このくらいで。
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