独特の個性が光る五条哲也さんの新曲は、4月27日発売の『大阪グッバイ』です。大阪ものは演歌・歌謡曲の定番の一つで、これまで多くの有名歌手がヒット曲を出してきました。その中に彼も一枚加わるわけです。
彼は同じ関西の京都出身なので、いつになく意気込みが強いかもしれません。
内容は女性主人公が別れの悲しみを振り切って、新しく生きていく心意気を歌うものです。
レトロっぽいサックスが響くイントロに続いてタイトルの「大阪グッバイ」と歌い出し、大阪弁で「泣いたらあかん」と続きます。最初の一行でこの曲のイメージをビシッと印象づけます。そしてラストも「大阪グッバイ」と締めています。
都会の情景、浪花女の心意気、昭和歌謡の気分、そういったものがないまぜになり、彼の個性をうまく引き出している曲だと感じます。
なかなか大きなヒットに恵まれない彼ですが、是非多くの人に聴いてもらって、彼の良さを味わってほしいと思います。
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