中西りえさんの12月2日発売の新曲『能登の海風』は、彼女本来の持ち味である豪快な歌唱が存分に味わえる作品になっています。
テーマは石川県能登の輪島市の無形文化財として名高い御陣乗太鼓です。
主人公は能登に生きる女性で、夫は漁師で御陣乗太鼓の打ち手をしているようで、その太鼓の音を聞き、自分の生き方を力強く歌い上げるものです。
歌詞の途中には「ドンドドン・・・」という太鼓の擬音語が入っていて、印象的な効果があります。
MVでは振り袖姿で磯に立って歌うシーンと、洋服で漁港の沖合をじっと見つめるシーンが交互にあり、その中に御陣乗太鼓の場面が回想的に出てきます。豪壮さと一途な想いとの両面をうまく表現したMVだと思います。
彼女の卓越した歌唱力を堪能できる曲であり、高音のロングトーンがあってカラオケでは難易度が高いと思われるだけに、多くの愛好者がチャレンジする曲になりそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=VdJHcRahUK8
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