社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月30日(月) 千歳泊が好き。

2024年10月02日 08時02分07秒 | 2024年

 6時半起床。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルトとソイプロテイン。

 娘の機嫌が良くない。いや、彼女は普段から寝起きが悪く、朝の機嫌が良くないのは毎日のことなのだが、今日はいつもの機嫌の悪さとは少し違うような気がする。万が一のこともあるので「もし学校で嫌なことがあったり、行きたくないと思うようなことがあったら行かなくてもいいから、教えてね」と声をかけ、しばらく膝に座らせて抱っこする。娘は黙って頷き、どうなるだろうと注視していたのだが、徐々に普段通りの感じに戻って学校へ出掛けて行った。問題ない…のか?。

 荷造りをして身支度を整え、いくつか急ぎの電話をしてから9時半過ぎに家を出る。今日から約2か月振りの北海道出張である。

 今日は千歳までの移動だけなので、一度日本橋へ出て「COFFEE LOTUS」(珈琲ロータス)で早めの昼食。

 焼きサンドイッチ(ミックスサンド)とアイスコーヒーを頂く。

 ここの珈琲はまろやかで飲みやすい。

 ピクルスをいつ食べるか、それが問題である。美味しいので早々に一口かじりたくなるところだが、今日は最後まで我慢して最後に丸ごと食べた。

 梨、ぶどう、柿と、盛り合わせの内容から季節を感じられる。一方でまだスイカが残っていて、それはそれでとても嬉しい。

 店長さんに「出張いってらっしゃい!」と送り出して頂いてお店を出る。

 京急線直通の都営浅草線に乗ると、日本橋から羽田までは30分ほどである(電車の種別にもよるが)。

 羽田12:35発のJAL515便に乗り、新千歳へ。

 機内では「ReHacQ−リハック−」の「あつまれ経済の森」シリーズから、アメリカ政治・外交の専門家である前嶋和弘さん(上智大学教授)の回の前半を見る。アメリカの政治的分断について共和党と民主党の歴史から詳細に解説してくださり、とても面白かった。後半は帰りの飛行機の楽しみに取っておこう。

 空港から千歳市街地までは電車移動。JR北海道の車両はゴツゴツしていてカッコいい。雪に負けないための機能美がある。

 機会はそれほど多くないが、私は千歳泊が好きだ。

 外へ出ると秋の香りがした。

 千歳泊の魅力のひとつ、「もりもと本店」でお買い物。今日のスイーツと明日の朝食を買う。

 今日の宿泊先・ホテルルートイン千歳駅前にチェックイン。荷解きをしてパソコンを開き、仕事を始める。

 3時のおやつは「もりもと」で買ってきたパン。スイートブランという昔販売されていたパンの復刻版だそうで、柔らかい白パンにクリームが練り込まれていてほのかに甘い。

 2時間がっつり仕事をする。もう17時だ。そろそろ夕食の時間である。

 以前に一度来てとても美味しかった寿司屋「鮨正」に伺う。

 直前の予約だったので最後の1席だったようである。ギリギリセーフ。

 お刺身の盛り合わせ。鰊、秋刀魚、甘海老、帆立の4種類。どれもさすがの美味しさだが、特にニシン刺しが感動的である。

 カスベ(エイ)の唐揚げ。ぷるぷるの白身と軟骨の食感が絶妙である。お酒を飲む人なら「ビールに合う!」というところだろうが、下戸の私からするとウーロン茶にも合うと思う。実際、このタイミングでお代わりをした。

 本シシャモ。女将さんが「今日のシシャモは良いわよ」と満面の笑顔で持ってきてくださる。本当だ、大きいしとてもジューシーである。「今年は鵡川ではししゃもを獲らないらしい」というお話を伺い、もう1人前食べたい衝動に駆られるが大人なので何とか我慢した。話によると、鵡川では近年続いている漁獲量の減少に歯止めをかけるために今年の漁はお休みすることに決めたそうだが、東部では漁をするそうなので、鵡川の街から完全にししゃもが消えるということはないらしい。

 最後はおまかせで6貫握って頂く(大将にお願いしてつぶ貝を入れて頂いた)。このお寿司を食べられただけで、今回の出張の全行程をフルパワーで頑張れるだろう。やはり、千歳泊はいい。

 19時前にホテルへ戻り、大浴場でゆっくり汗を流す。まだ早いので貸切状態だった。

 パソコンを開き、明日の仕事の準備をしながらデザート(第1弾)。もりもとの「クリームをたのしむなまどら」と定番の「ハスカップジュエリー」を食べる。なまどらがふわふわのミルククリームとこし餡で美味しい(ハスカップジュエリーは言わずもがなである)。

 仕事を終え、野球観戦(日本ハムvs.西武)に切り替える。今日は全然ダメなようである。

 デザート第2段ももりもとの「りんごパイ」。

 23時半過ぎに就寝。妻によると、娘は普通に元気よく帰ってきたそうである。良かった。