6時半起床。
朝顔の水やりをする。
朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルトとソイプロテイン。
発熱が続いている娘は学校をお休み。妻がお世話をしてくれるので、私は通常どおり家を出る。
9時前に出勤。
今日は関係機関先で行われる大きな会議のため、ほぼ終日そこに専従する。出されたお弁当が料亭のもので美味しかったのと、会議の中である方がおっしゃった業界人としての矜持溢れる一言が強く印象に残った。
会議終了後には別途の打ち合わせもあり、終わったのは16時過ぎ。
1時間の時間休暇を取り、そのまま直帰させて頂く。
スーパーで諸々の買い物をしてから、17時過ぎに帰宅する。娘は病院でマイコプラズマ肺炎(最近少し流行っているらしい)の検査も受けて陰性が確認され、一般的な風邪だろうという診断になったそうだ。とりあえず良かった(のか?)。
お昼寝はしていなかったようで、娘は18時過ぎに眠った。
入浴を済ませてから夕食。写真を撮るのを忘れたら、何を食べたのか思い出せない。
おやつはアイスの実(ぶどう&マスカット)。美味しいが、想像していたより味が薄い。
藤田菜七子騎手が今日付けで騎手を引退した。先週の文春オンラインで昨春に調整ルーム内への通信機器の持ち込みと外部との連絡を行っていたことが報道され、JRAの調査に対して本人も事実を認め、処分の決定を待たずに引退届を提出したとのことである。昨春の通信機器の持ち込みについては過去に自己申告して口頭注意を受けていたようだが、当時は「外部との通信は行わなかった」と証言しており、今回その証言が虚偽であったことが発覚したことから、厳しい処分(長期の騎乗停止等)が下るものと予想されていた。
今回の引退についてはJRAに対する批判的な声も多く上がっているが、公正確保は競馬の根幹を成す重要事項であり、それを脅かす行為と事実を隠蔽しようとしたことに対して厳しい処分が下るのは当然である。そして、それに対してご本人が「引退」を選択することも、個人的にはきちんと処分を受けた上で再度騎手としてやり直して欲しかった気持ちはあるが、致し方ないことだと思う。
一方で、私は藤田菜七子という騎手の功績は本当に素晴らしいものだと思う。2016年3月、16年振りのJRA女性騎手としてデビューし、師匠である根本調教師と一緒に第一線で頑張り続けてきた。約8年半の間に190勝(中央166勝、地方24勝)を挙げ、重賞も2勝している(G3カペラステークスとJpn2東京盃Jpn)。現在多くの女性騎手が活躍しているのは、間違いなく彼女が道を切り拓いたからである。
多くの競馬ファンがそうであるように、私も彼女の大ファンで、騎手デビューした2016年3月3日の川崎競馬場と中央競馬初騎乗となった3月5日の中山競馬場のいずれも現地で応援している。そして、彼女を鞍上に起用すると約束されていたクラブ馬(スノージュエリー)にも出資し、デビュー戦の福島競馬場をはじめ何度も現地へ応援に行った。先述のカペラステークスで重賞を勝った時は本当に嬉しかったし、今年春の結婚後も騎手を続けると報道された時は名古屋の宮下瞳騎手のように末永く活躍してくれるものと信じて疑わなかった。だから、今回このような形で鞭を置くことになったのは本当に残念でならない。
しかし、今回のことで彼女の積み重ねてきた功績が揺らぐことはないし、彼女の存在は日本競馬の歴史のひとつとして語り継がれるだろう。ささやかながら私もその証人のひとりとして、藤田菜七子という騎手がいて、女性騎手のパイオニアとしてその道を切り拓いて来たことを、しっかりと後世へ伝えていきたい。そして、彼女の第2の人生が幸多きものであるよう、陰ながら祈っている。8年半お疲れ様でした。たくさんの感動をありがとうございました。
1時半過ぎに就寝。