わが家では、日本歳時記に載っている二つの季語が同時にデジカメ写真に撮ることができた。それは柚子の花と若竹です。狭い柚子の枝の間から竹の子が出て今は若竹に育っている。柚子は柑橘の一種、初夏に白い花をつける。「柚の花や昔しのばん料理の間」 芭蕉 (嵯峨野にあった去来の別荘、落柿舎での句。前の持主のなごりの大きな台所があった。) 若竹は竹の皮を落としながら高々と伸び、やがてみずみしい若葉を広げる。「若竹や竹より出でて青き事」 北枝 (出藍の誉れ、にならって青々と伸びた若竹の様子)(いずれも日本歳時記より) きょうは雨の日曜日である。<岩殿山荘主人>
<柚子をぬう若竹 きのう15:23>
<皮をはぐ若竹 15:25>
<柚子の花と若竹 15:26>