川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより 芍薬(しゃくやく)

2009-05-22 11:26:28 | デジカメコーナー

4月24日の小生のブログ、春惜しむの項で5月5日の立夏を前にして山つつじの小径を紹介し、庭の牡丹をマクロで紹介しました。牡丹が咲き終わってこんどは芍薬が咲いています。その歴史は古く、紀元前にも遡るのだそうです。「一輪の花に想いをたくして女から男に贈った愛の花」であるという中国最古の詞華集、詩経にも残されているとのことです。牡丹との違いは牡丹が木であるのに対し芍薬は草とのこと、日本には薬草として奈良時代に渡来、しかしその美しい花姿から観賞用として栽培されるようになりました。これに百合の花が加われば、美人の形容詞、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」となる。百合の花がもうじきに咲くのでその時には揃い踏みすることとしたい。早暁は苗代のカエルが賑やかに合唱していた。10時すぎると強風に変わった。風薫る5月といいますが強風つづきでは心地よい南風とはいいがたい。とくに菜園づくりをやっている者にとってはあり難くない風です。<殿山荘主人>


<立てば芍薬 きのう 7:44>



<きのう 7:40>