通りから入った奥に住む、K老人(91歳)と独身の息子さんがいる。米寿の頃までは別荘として週末に来る50代夫婦と三家で秋には芋煮会などやって楽しく付き合ってました。
ここ2~3年はほとんど姿を見ないが元気なのかなあ・・心配していたのでした。3か月ほど前、古新聞を<車庫として使っている>前の道まで出しに来たK老人に「しばらくです・・お元気ですか」と声を掛けたのです。その時にはわたしも90過ぎたから、それでも古新聞を両手で持つ位だから元気の様子・・。
車庫前にはフェンスを張って鍵をかけて出入りをしている様です。ところが11月3日の文化の日、<pm3:01>柚子採りで家の外に落ちた柚子を取りに裏に回ったところ、K老人の車庫前フェンスの左端電柱に立て札がありまして「鍵の(イタズラ)止めてください」(松山警察署)より巡廻あり、そして私の家内の(xxxx)と名が書いてある」ではありませんか、驚きました。
翌朝、警察に相談に行くことで、考えを原稿にまとめました。近所のk老人から根も葉もないことで疑われております。<写真添付>2019.11.3 pm3:01
①警察に届けられているのでしょうか、
②名指しをされますと立て札を見た近所の人までそう思わるので、立ち合いの上調 べてもらって急ぎ撤去してほしいこと、
③虚偽の看板は犯罪にならないのででしょうか、
翌朝、カミさんと話し合いの結果、近所の騒ぎになっても「110番」パトカーを7時30分を呼びました。 巡廻中だったのか20分ほど、角まで迎えに出て、知らせました。
まとめた原稿と写真を警らのお巡りさん<二人>にお見せいたしました。解っていただき現場を調べていただく、早速にk老人を呼び出します。私たち夫婦はいったん家に戻っていてください、とのこと。
k老人とのやり取りは鍵がいつ壊されたとか遠くで伝わってきました。わたしの家に戻って来てのお巡りさんの説明では91歳の老人は強度の「認知症」でありそれからの出来事と判断したと、警察官自ら立て札・看板を外したことに確認しました。お巡りさんは「鍵の(イタズラ)止めてください」までは問題ないとしました。
息子は在宅している様子、<車あり>居留守を遣って出て来なかったと言ってました。1時間後位には警察名と妻の名は消されて<ガムテープで張って消す、>フェンスの鍵の脇に掲示されていました。息子がやったのか、老人がやったのかは定かでありません。
パトカーも救急車を呼んだことがなかった私たち家族ですがはじめてお世話になりました。担当の警察官も優しく穏やかで争いにならない様、間に入って調整をしていただきました。わたしももう一人ひどい認知症になった人の話も聞きました。晩年どうなるか分かりませんが・・、ありがとうございました。
<いわどの山荘主人>
①柚子採りの様子、<13:46>
②認知症に罹ったk老人の立てた看板<15:01>
③警察官が取り外した看板を立て替えた看板、ガムテープで覆った<翌8:01>
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