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きのう会社同期入社の友の葬儀があった。彼との付き合いはかれこれ50年近くになる、趣味が写真ということもあり、誘い合いながら撮りに行ったのでした。去年の4月だったか私ん家の近くにある山つつじで紹介されている”物見山”に来てもらった。天気もよし、和気あいあい撮影を終わったのでした。わたしの所は野菜作りをしているものだから、畑に寄ってもらい新鮮な野菜を持って行っていただいたのでした。
それから半年ばかり経過した11月に「平林寺の紅葉」でも撮りに行くかと、誘いの電話をしたところ、奥さんが出られ、自転車で近所に撮影の途中、自動車と接触、事故に遭って埼玉日赤に入院しているとの会話にビックリ驚いてしまったです。
1週間ほどして見舞いがてら、わたしは一人 平林寺の紅葉を撮りました。
見舞いに伺いました、大腿骨骨折という大けがでした、ベットでは身体の自由がきかない、が話は良くしてくれた、わたしが撮った平林寺の紅葉写真をカメラの液晶モニターに写し評価をしてくれる。
毎年年賀はがき、暑中見舞いの写真付きの交換をしてきたのですが、ことしは暑中見舞いの季節になり、
私が出状したのが7月25日(月)、”22日大暑を迎えました、如何お過ごしですか、お怪我の加減はどうでしょうか”、とわたしの農園のひまわりの写真を添えてだしたのです。翌日か翌々日には届いたでしょう、
奥さんから29日の朝亡くなったという知らせがわたしの所にその日29日の午後4時ごろでした。
<会社関係者に連絡をとる、>
ところがこれ又驚きました、亡くなった日の消印<7月29日12-18>で投函され、7月30日午前に、暑中見舞いの返事がわたしの家に届いたのです、うちのカミさんビックリ、配達されたハガキをわたしの手元にあずかりました。字体も彼の字で書いてありました。
<手紙の要旨>
菜園の回りに植えたという見事なひまわりの写真入りのお見舞い嬉しく拝見しました、正に夏の日射しの強さを表象する花になりましたね。先々週、9か月振りに我が家に戻ってきました、家の中は専ら伝え歩きで移動しています。・・・、テレビばかり見ています、カメラを手に出かけたいのは山々ですが、杖なしで歩けるようには未だなく、今年は無理かな?と思ってます。でも早くそうしたいと左足の痛みとしびれと闘ってます。・・・・。
この手紙から察するに彼の写真に対する思い、あくなき執念みたいのが分かります。
彼の写真に対する思い、が間が差したのでしょう、自転車での撮影の途中での事故が遠因で心筋梗塞という病気で・・・、退院して自宅に戻っての死・・・、命を縮めたのでしょうか・・・、
わたしに対する暑中見舞いのハガキが「絶筆」となったのでしょうか・・・、
きのう11時30分よりしめやかにかつ厳かに告別式が執り行われ荼毘にふされました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
<いわどの山荘主人>
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<絶筆となる暑中見舞いハガキ>
<わたしの向日葵写真ハガキ>
<古代蓮の花 行田市>