体外受精で、、～シカゴ旅行記３

　シカゴでは　２人の友人に会って来た。


一人はアイオワに住んでいた頃に知り合った　クリス君

彼が１６歳の時からのお付き合い、、、、だから、、

　　　２５年以上　になる、、。

彼が進学し　他州に住むようになり

　　　連絡までも途絶えてた数年があっても

再会すると　

　　毎日会っているような関係でいられる人




　　　　


私は昔から　このクリス君が好きだった。


言葉にハンディのある私にも
　
　　他と同じように接してくれた青年の一人だ。







　４－５年前に結婚したクリス君夫婦は晩婚。


高齢だった２人は　すぐに家族をもちたく

　　　不妊治療　にも力を入れていた。


　確立の高い不妊治療の医者がいるとかで、　

わざわざ　コロラド州の医者まで行ったと聞く。


　



そんなある日　突然　仕事をなくした奥さん、、、、

悪いことは重なるもので　

　　その日　ちょっとした骨折までする


医者に行くと　

　　レントゲンを撮ろうとするナースから


”妊娠されていますか？”

と　聞かれた。
　

仕事をなくしたこともあってか　

　　　急に　感情的になってしまった奥さんが

”妊娠する為に　不妊治療をうけてるんですが、、、”　と

泣きながら　ナースに話したら

”それでは　妊娠の検査をしてみましょう”

と言われ　尿検査をすると

なんと　妊娠している　ことが分かった。


そのグッドニュースに　仕事をなくしたことも

　　骨折したことも　忘れ　

　　　喜び合った２人、、、。



高齢だった奥さんには　

　ダウンシンドロームの兄弟がいる事も　重なり

ある日

産婦人科の医者から　

　　胎児がダウンシンドロームかどうか　

　　　　のテストを受ける事を聞かれた



”検査をして　胎児がダウン症と分かったからって

　　何も出きないんでしょう

それなら　私は受けたくはないです。”


と　医者に話した奥さんだった。

　　　
　　　　


その子も　もう２歳半


今回　初めて　彼女と対面した私たちだ。




そして　この日　

　　私たちは彼らから　驚くニュース　を聞いた。


”家内はこの７月に出産を予定しているんだ。”


と言うクリス君に

奥さんがこう付け加えた。







”今度は　双子よ。”


　体外受精で　二つの命を授かったクリス君ご夫婦。


ほんとうに　おめでとう～～～


何度思い出しても　

　　　心がにっこりなる話、、、や、、、。

　
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